劇場公開日 2018年11月17日

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いろとりどりの親子のレビュー・感想・評価

全22件中、21~22件目を表示

5.0愛にあふれた映画

2018年10月20日
PCから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

知的

幸せ

愛があふれています。

「マイノリティ」と言われている人をテーマにしているけど、すべての人に共通することが描かれていると思いました。

自分の存在をそのまま認めることって、大切だけど、誰にとってもなかなか難しいことですよね。「私はこんなはずじゃなかった」って思うことは誰でもありませんか?
でも、そんなこと言っても仕方がない、それより今いる場所で楽しく前を向いて毎日を過ごすことが大事、それには仲間がいるとさらにいいよね、と言うメッセージがこの映画には込められていると感じました(もしかして違う?)。

ドキュメンタリー映画は、これまで食わず嫌いならぬ「観ず嫌い」していたけど、すごくよかったです。
きっと監督がいいんですね。
これを機にドキュメンタリー映画を開拓しよう!という気持ちにはまだなっていないけど…。

いい映画を観たなーと、幸せな気分になって帰りました。

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なつよじ

3.5アイデンティティ

2018年8月28日
Androidアプリから投稿
鑑賞方法:試写会

泣ける

人との違いを持って生まれた人に対して
障害と決めるのは、違いを持って生まれた人ではなく
周りの人間だというのがとても良く判ります

違うからと言って可哀想というレッテルを貼る
なんとかして障害をうまないで済むのか研究をする
それは本当に違いを持って生まれた人たちが
必要としていることなのだろうか?

違いを持って生まれた人たちの生の声を聴き
大多数派に生まれた側の傲慢を感じました

違いを持って生まれた人たちにはその世界があり
違いを持って生まれたことを不幸だと感じているわけではない
その違いを悪いこととして受け取る側が居て
理解してもらえないというところで始めて
不幸が生まれるんだということを知りました

自閉症の子が親から理解してもらえず癇癪を起し
専門家のところで時間をかけて伝えた
言葉無き心の叫びをあげるシーンでは涙が溢れました
自閉症の特徴などは知っていても
当事者の思いまで知ることはなかったので
このドキュメンタリーは衝撃でした

障害を含め“違い”をアイデンティティと受け取り
親だけでなく周りも理解することが
とても大切なんだと思いました

ドキュメンタリー映画なので
正直好みがわかれてしまうのは否めません
親の愛、他者を想い受け入れるという
とてもシンプルでストレートなメッセージが伝わってくる作品でした

金子みすずさんの詩の一説を思い出しました
「みんなちがってみんないい」

ロングライド試写会にて

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楓2018