「これが、普通の映画で全部台詞が決められている中でやっていたら通り過...」無限ファンデーション Anna Nakajimaさんの映画レビュー(感想・評価)
これが、普通の映画で全部台詞が決められている中でやっていたら通り過...
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これが、普通の映画で全部台詞が決められている中でやっていたら通り過ぎてしまうであろう気持ちがたくさんあった。
この映画は、即興演劇でやっているからこそのリアリティーと言葉の重みを感じられる。
特に、はらなのかちゃんが未来に放つ言葉と、見えるはず、聞こえるはずのない小雨ちゃんの歌がなのかちゃんの胸に届いているというシーンは、とても表情が良かった。
私が高校1年生の時、ダンス部を退部した時に少し似たような理由で辞めた。
だけど、私はその当時から仕事をしていて忙しくて両立が難しいという事を周りの先輩や同年代は分かっていたから思っていたよりもスムーズに物事が進んだけど、
あんな自分勝手で、最悪な捨て台詞をはきながらも、仲間に入れてあげる周りも優しい。
でも、シンデレラをやれないと言った時の周りの反応がもし自分に降りかかってたら…と思うと怖かった。
そこらへんは、すごくリアリティーがある。
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