「期待値が高いのか、平日なのに満員」記憶にございません! shioshioさんの映画レビュー(感想・評価)
期待値が高いのか、平日なのに満員
前作「ギャラクシー街道」で思い切りスベって三球三振だった三谷監督、4年ぶりの今回は手堅くクリーンヒット狙いでした。
三谷作品と言えばどうしても、大爆笑の連続で腹の皮がよじれ、劇場を出る時は腹が痛い、と過剰な期待を寄せてしまう私ですが、今回は細やかなクスクス笑いがメインで大爆笑はほどほど。逆に終盤に思わず、しんみり泣かされてしまい、ウ~ン、参ったな。この展開はずるい、卑怯な反則のような。
でも、いつかまた、「ラヂオの時間」を越える大爆笑作品を作ってください。期待してお待ち申し上げます。
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shioshioさんのコメント
2019年9月16日
追伸、
観賞後2日経って、あ、この作品のテーマは「家族の再生」ってシリアスなことだったのかな、と突然思い至りました。
曲者の三谷幸喜さん、笑いのオブラートにこっそり包んで。