「超優秀な二次創作【少しネタバレ】」コードギアス 復活のルルーシュ ジャックさんの映画レビュー(感想・評価)
超優秀な二次創作【少しネタバレ】
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楽しかった。
ただ一晩経って、こう思うようになった。
「あれは超優秀な二次創作を、ファンのためにアニメ化してくれた作品なんだな」と。
シャーリーが生きていた。
劇場三部作で細かな展開が変わったからであり、私はネタバレで事前に知っていたから良いが、ネタバレ無しで見た方は面食らったと思う。
シャーリーが生きている以上、「復活」はR2世界の続きではない。
R2に似た別の世界の続きなのだ。
復活のエンディングは私が見たかったものである。
もしルルーシュが生きていれば・・どこまで行っても妄想であった思いを、作品として形にして世に出してくださったスタッフには感謝である。が、やはりこれはR2の続きではないのだ。そこが少し寂しい。
なぜ三部作ではシャーリーを殺さなかったのだろう?
変な言い方だが、三部作でシャーリーが死んでいれば「復活はR2の正統続編である」という事が出来た。
ルルーシュが死に、最終的に生死を曖昧にしたことが、R2が傑作と評された理由の1つだと思う。
あの話を大事にしたい方は「復活は別の話」と思ってください。
ルルーシュは生きていると思う方は「三部作→復活が正当」と思ってください。
・・そういうことなのだろうか?
パラレルワールドは好きではない。
それでは二次創作の数だけ話が出来てしまうからだ。
「もしルルーシュが生きていれば」それを映像として見れたことは非常に嬉しいし楽しかった。しかしどこか心に凝りが残るのは、「これはR2の続きではない(TVとは別のお話)」からなのだろう。そこだけが残念だ。でも楽しかった。複雑・・
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