「コードギアスらしい」コードギアス 復活のルルーシュ こんぺいとうRさんの映画レビュー(感想・評価)
コードギアスらしい
クリックして本文を読む
正直なところ、三部作の再構成で黒石ひとみの曲をカットしたり、シリアスシーンでアップテンポの曲流すわ、なにめちゃくちゃなことやってるんだと、当時の涙かえせとまで思っていました。なので、今回の続編もどうせ「蛇足」なんだろうと、見に行くかどうか、悩みました。
Twitterのコメントにて、「当時のファンはぜひ見てほしい」とのコメントをみたのをきっかけに、本日観てきました。
感想をいうと、コードギアスらしい。これこそ、ギアスだといえる仕上がりで驚きました。各キャラクター達の心境が痛いほどわかるからこそ、余計にそう思ったのかもしれません。テレビ放送当時は、ルルーシュの視点、スザクの視点から作品を感じていたのが、今回の映画ではルルーシュに関わったキャラクター達からみた視点がさらに観客の心を掴んでくるようでした。
復活ときいて、ファンの方々も正直驚いたと思います、でも、それ以上にルルーシュ本人が一番驚いてるところが、実際のところ共感をもてました。
まだ、悩んでいる方には、ぜひ観てほしいです。賛否はあるのかもしれませんが、これもコードギアスのある意味でいい幕引きかもしれません。スザクは一生をついやして世界を背負う、ルルーシュは不死という地獄の中、ギアスというお互いに大きすぎる責任を背負いながらも前に進んでいく、私はこれはこれで満足しました。
コメントする