「ラストレターの朗読が美しい」ラストレター Nakashinさんの映画レビュー(感想・評価)
ラストレターの朗読が美しい
高校時代の姉妹と同級生の男子の恋。仙台での思い出。20年以上過ぎたいま思い返される。高校時代に交わしたラブレターの数々とその男子が大人になって書いた小説。全体的に瑞々しい映像。最後の場面に盛り上がっていく展開。シーンごとに盛り上がる場面でさっと切り替わるカットのリズム。岩井俊二ワールドの純文学的な映画でした。特に、ラストレターとも形容したくなる最後の朗読の展開から地方の風景に切り替わる瑞々しさは美しい。
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