「欧州旅行記」スパイダーマン ファー・フロム・ホーム ユージーンさんの映画レビュー(感想・評価)
欧州旅行記
映画館へは基本、サービスデーを利用して観にいっていますが、今後、マーベル作はできる限り初日に観賞することにしました。エンドゲームがあまりにおもしろかったので。
そんな大戦を経ての一発目、
「みんなの隣人」スパイダーマンですが、期待を裏切らない作品に仕上がっていたと思います。
予告で、新たなヒーローとして登場したジェイク・ギレンホール。彼がマーベルに参加すると知ったときは、とにかくうれしかったです。が、まさかというか、やっぱりというか、納得の活躍を見せてくれました。さらに、最後にはもう一人サプライズが。
今回のテーマは「嘘」といった感じで、あらゆる場面で、嘘や偽りが盛り込まれており、ストーリーを追うごとに、あれも嘘、これも嘘、と、もう何を信じていいのやら、頭が混乱しましたが、それがとてもおもしろかったです。
マーベルの他作品に比べ、スパイダーマンの敵役はやや地味な印象があり、また、アベンジャーズのせいで、どうにも敵役の規模にも不満を持ってしまいがちになります。今回の敵も、例によって地味めではありましたが、それほど悪くは感じませんでした。やはり、人間も十分に恐ろしい存在だな、と再認識させられるような敵で、よかったと思います。演じた俳優さんも好きな方でしたし。
それと、
これは共感してもらえるかわかりませんが、
なぜだか今回、スパイダーマンが、少しジャッキー・チェンのように、自分には見えました。
ヴェネツィアで、スパイダーマンが塔の倒壊を食い止めようとするシーンなど、特にそう感じました。かっこいいのにどこか抜けている感じが。
世代でしょうか。
ジャッキーチェン 言われてみれば確かに!バス移動のシーンで、ピーターがミサイル?を食い止めようとするシーンのコミカルさ!!がジャッキー映画っぽいかもしれないですね!