ターミネーター ニュー・フェイトのレビュー・感想・評価
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本年度三大がっかり映画。
J・キャメロン公認でラベルを貼り替えただけの作品でした。絶賛している人には悪いけど、名作T2から28年経ってるのに、お話しに知恵も工夫もなく、『ブレードランナー2049』並みの出来の悪さに、ある意味ビックリしました。お話し自体も元からの大前提を全否定しているので、サラ・コナーやT-800の存在すら必要でなく作品そのものが成り立たない気がします。未来から来た殺人マシーンから逃げながら戦うと言うパターンも、もはや無理ゲー。しつこいのは、ターミネーターでなくプロデューサーですね。
イロイロ意見はありましょうが
イロイロ意見はありましょうが、サラコナーが出ている時点で、何かしてくれる、ワクワク感が、あります。
シュワルツェネッガーは無理やり出した感がありますが、アクションは最高!
ターミネータがシツコイしつこい、
突っ込みどころはあると思いますが、単純に楽しめました。
まだ続けるつもりなんですね…
まずシリーズものの問題点として元々観客の前提知識がある程度あるので無知な登場人物に1から説明するくだりは本来退屈に感じるのですが今作はコンパクトにまとめてて良かったです。
しかし全体的には少し退屈に感じました。
ジョンとスカイネットは無かったことになり代わりにダニエルとリージョンが生まれた世界という時点でターミネーターを過去に送る必要が薄く感じます。
だって互いに殺したり滅ぼしたりしてもまた新しい代わりが生まれるわけですから。
永遠に終わらない争いの一部を映画として見てるだけなので危機感が感じられません。
そして敵のrev9に対して主人公サイドに味方が多すぎるのも同様です。
2だったらスカイネットのシステムを破壊するという前向きな動機と液体金属から追われながらそれを達成するという点が物語の推進力になってたと思うのですが、今回は後半からrev9を倒すことに一点集中していてもう一つサブプロットが欲しかったところ。
そしてテーマなんですがもう少し意外性が欲しかったです。
映画の中盤の飛行機の中でダニエルが言う。「未来より今を懸命に生きることが大事でしょ!」
あまりにも普遍的な内容で驚きましたがそれ以前に変えられない未来だからこそ少しでも変えてみせようという話にはもうならないのかと残念に思いました。
2で解決した話をむし返して言えることがそれだけなのかと。
冒頭の工場のシーンで機械に仕事を奪われる人間という構図が出てきますがそれは現代的なテーマだし避けられない変化でもあります。
しかしだからと言ってネオラッダイド運動みたいに機械を敵と見なし破壊するべきなのか?
そうではなくて人間と機械が調和した世界を目指すことこそがこれからの人類の課題なのではないでしょうか。
実際、グレースは体に機械を取り入れ強さを手に入れた人間、シュワは20年間家族を持ち人間性を学ぼうとした機械として描かれています。
話が変わりますが例えばターミネーター2と似た映画にXMENフューチャーアンドパスト【未来はセンチネルという機械に蹂躙され全裸のウルヴァリン(ターミネーターっぽい)を過去に送ってミュータントがある人間を暗殺するのを防ぎ未来を改変するお話】
という映画があるのですがあれでは人類とミュータントの戦争を回避するために不殺によって復讐の連鎖を止めるというとても救いのある話なのですが、今作のターミネーターではそのような着地はありません。
ただただ機械は悪だと喝破しています。
この映画のタイトルがダークフェイトである通り人間と機械の戦争はもはや避けられない運命なのです。
けどそれはターミネーター3でも似たようなオチやってませんでした?
2の正統な続編と言うならその戦争の先にある答えを見たかったというのが正直なところです。
SFアクション映画としてはよく出来ているが
ターミネーターシリーズの6作目で、2作目の続編です。サラとジョンによってスカイネットによる「審判の日」が阻止され、新たなターミネーターによってジョンが殺された28年後、ダニーを殺すために新たなターミネーターが送り込まれ、ダニーを守るために強化人間のグレイスと共に逃亡する中にサラが現れてというストーリーです。
過去を変えると未来も変わるという前提では、審判の日が回避されたことで、カイルが過去に来ることがなくなり、ジョンが過去と未来の矛盾する存在になり、そのため抹殺されるしかなかったのだと思われます。SFアクション映画としてはよく出来ていますが、結局は1作目と同じストーリーで、旧作の登場人物が年をとっていることもあり、新鮮さに欠けるように感じました。
神懸った作品の続編の呪縛からどう解き放つか?
今年の下半期の話題作の1つで長年ターミネーター・シリーズを観賞してきた者には外せない1本として観賞しました。
で、感想はと言うと、そんなに悪くない。
面白いかと言われると普通に面白いです。
オープニングの20世紀フォックスやパラマウントのオープニングがターミネーター風味な感じにテンションが上がり、骸骨の山を足蹴に水中から登場するターミネーターの軍団にドキドキ。
お馴染みの「ターミネーター:メインテーマ」にワクワクと盛り上がりの要素はあるし、悪くないんですが、どうも観る前からハードルを上げ過ぎてしまっていて、思った程ではないかなぁと言うのが、正直な感想w
あと、細かい所がなんかむず痒い感じがしなくもないなぁ~と言う所でしょうか。
ターミネーター1・2のオマージュ的なシーンも多々あって、2のその後を描いていて、正当な続編と言うのも頷けるけど、どうも正当な続編と言うのを意識し過ぎているかな?と思うフシが無くもない。
今までの3~5は公開される度に結構酷評されて来たけど、個人的にはどれもそんなに悪くはないし、単体として見るとどれもそこそこ面白い。
2の続編としてはそれなりに果たしていると思うんですよね。
ですが、ここまで続編がいろんな形で試行錯誤されて作られる作品も珍しい。
「ターミネーター2」と言う作品が神懸っていると言わんばかりの神作になってる所もあって、どれも偉大な前作を越えられないと言う感じで小物感が感じるが、じゃあ今作が文句無しの続編としての役目を果たしているかと言うと、そこまでは感じないけど、それぞれが別のその後の「if」にはなっていて、その中では正統続編感は強く感じます。
大多数の方がシュワちゃんがターミネーター役で出演していて、リンダ・ハミルトンとエドワード・ファーロングが出ていて、ジェームズ・キャメロンが監督をしてたら、オールオッケーな訳でw、その条件を限りなくクリアーしているのが今作な訳です。
もうジェームズ・キャメロンもリンダ・ハミルトンを出してきて、どんな形でもエドワード・ファーロングを出してきたら、これ以上はない訳で切り札中の切り札を出した訳ですから、これで当たらなければ、万策が尽きたとなりますが、逆の意味では、結局2の呪縛を解き放ってないとも取れます。
かと言って全く新しいキャストで再構成するなり、リブートするにしても、前作の「ターミネーター:新起動/ジェネシス」からの公開期間が短すぎて、やるのならもう少なくとも10年ぐらいの期間を置かないと駄目な気がします。
個人的にはターミネーター3でエドワード・ファーロングがドラッグ問題で降板してなければ、こう言う問題は起こらなかったのでは?と思う所があったりしますが、ハリウッドは過去に製作された作品でも無かった事にする、潔しとも開き直りとも取れる行動が出来るのがある意味スゲエなぁと思う訳ですが、それだけに観る側はやっぱりハードルを上げてしまうのは致し方無いかな。
今作はサラ・コナーが登場するのが最大のウリでありますが、それ以外にも敵のターミネーターで液体金属と金属骨格が分かれて活動出来る「REV-9」やジョン・コナーに代わるストーリーの核となるダニー、そのダニーを守る未来から来た強化人間のグレース。そして年老いた姿のシュワちゃん扮するT-
800とてんこ盛り。
そのてんこ盛り感をどう料理するかが見どころでもありますが、結構上手く裁いてはいるけど、目新しさはあんまり感じない気がします。
その中でもお気に入りはダニーを守る強化人間のグレース。
3のT-Xの様なクールさもありながら、熱さもあり、それでいてキュート♪
4のマーカス・ライトを思わせる様な立ち位置も悪くない。
シュワちゃん演じるターミネーターT-800が20年の間に人の気持ちが分かる様になり、カールと言う名前で家族と暮らしていると言うのはビックリ。
カールのカーテン屋さんと言う商売をしているのとなかなかビックリで、サングラスをかけ様としてかけないのもなかなか面白い。
2のラストのリスペクトからのより人間らしさが強調されていて、人間との共存と言うテーマが描かれているのとダニー、グレース、サラの女性チームにシュワちゃんがバックアップしている感じで、少し控え目な感じが少し寂しくはあります。
細かい事を言い出したらキリがないかとは思うんですが、冒頭からジョン・コナー = エドワード・ファーロングが若き頃の姿で出てくるのにはビックリ。
そしていきなり殺されるのもビックリ。
エドワード・ファーロングが復帰、出演していると言う情報が前もって出ていたので結構楽しみにしていたのに、正直“これだけかい!”と思ったりしました。
ターミネーター2に出ていた頃のエドワード・ファーロングの容姿は神懸っていて、個人的に10代半ばで佇まいが半端無いのはターミネーター2の時のエドワード・ファーロングと「LEON」にマチルダ役の時のナタリー・ポートマンかなと思ってたりしてますが、最近は一時期よりもかなり痩せた感じがニュースで出ていたりしてたので、大人のエドワード・ファーロングを見たかったです。
1番の?はスカイネットの脅威は消滅しているが、代わりにリージョンなる新たな人工知能が人類を消滅しようとする訳ですが、このリージョンの設定が正直な?なんですよね。
1~2はスカイネットと人類の戦いな訳で、そこに拘ってこその正当な続編と言う気がするんですが、スカイネットの代わりに新たな人工知能を出してしまったら、いくらでも未来の脅威は産み出せるし、正直今までなんだったの?と感じるんですよね。
特にエドワード・ファーロングが復帰するのであれば、それでこそ、大人になったレジスタンスのリーダー、ジョン・コナーを今のエドワードが演じれば良いのに、何故スカイネットを排して、リージョンを産み出し、ジョンに替わる助けるべきリーダーにドナーを産み出したのかが、正直?です。
ジェームズ・キャメロンがプロデューサーとして担当し、リンダ・ハミルトンが出演し、シュワちゃんが多分最後のターミネーターとして出演するであろう今作に止めの一撃になるであろうエドワード・ファーロングの復帰がデジタルで復帰とは結構な肩透かしな感じです。
単体として見たら、十分な面白さはあり、大作映画としてのスケール感も十分。大きなスクリーンで観る価値のある作品ですが、観る側がどうしても2と重ね合わせて見ている点と製作側が2を意識し過ぎている点が見え隠れして、その辺りがむず痒く感じたりするんですよね。
ターミネーター2の呪縛と言ってしまうとキリが無いですが、観る価値は十分にあると思うけど、どうしても2と比べてしまう所があると作品の出来を必要以上に見落としてしまいがちになる所がなんとなく難しい。
続編の声は今のところ、聞こえてこないけど、あればあったで観るとは思いますがw、とりあえず観ない事には始まらない自分の中のターミネーター2愛の業に深さを重い知らされました感じでもある、なかなか困った作品ですw
ターミネーター1,2世代ならノスタルジーに浸れる
リンダハミルトンが主役
ウーマンパワー
大きくなったジョンコナーが出てくるわけじゃなかった。
カールおじさんがインテリアについて力説
ターミネーターテーマメキシカンアレンジを二回も聞かされるにはちょっと…
スペインロケ
LAロケ
ニュージーランドも?
1でも2でもないターミネーターやけど、腕にY字の切り傷
T-101ていうたのは、T-800よりそちらが正式名称やからね。
Cyberdyne Systems Model 101 Series 800
下に落ちる時にサムズアップの気配
サングラスはしそうでかけない
見せ場は無重力みたいなC-5輸送機と空中空輸機の激突後の格納庫内戦
ハンヴィーは気密性が高いみたいで水中戦も
ラストはジープで
最初の30分はおもしろかったんだけど・・・
序盤のアクションシーンはかなり興奮しました。こりゃ絶対おもしれぇぞ!!とか思ってたのですが、ストーリーが進むにつれて・・・なんだかなぁ・・・。。。という感じ。
個人的にはやはりジョンをベースに描いて欲しかった!なぜジョンが本編にほぼ全く登場しないかも序盤で明らかになりますが、かなりガッカリな理由でした・・・。
ただ、2の面白さは1で敵だったほぼ無敵のターミネーターが、今回は味方だと!?ってところにあったと思うし、そういう意味ではターミネーター対ターミネーターという図式が2以降当たり前になっているわけで、2を超えるのはかなり厳しいよなぁという前提で観れば楽しめるのかも。
強化人間ジョンにしてほしかった。
正直DVDで良いと思いますが、序盤の強化人間の正体がよくわかっていない段階でのポリスとのアクションシーンなんかは映画館で観る価値あるかもですね。「え?え?コイツなんなん!?」みたいな感じでそこは楽しめました!そこはね・・・。
単純にアクション映画として楽しめる。が、シナリオはもはやゴチャゴチャ
名作として誰もが知っているだろうターミネーター2の直後から始まる新シリーズ(になるかはまだわからない)。
始まりこそそうきたか!といった感じだったのだが、進むにつれてなんじゃこりゃ?という具合に。他の作品は考えなくてもいいというのは分かるのだが、この方向性にした意味合いはあったのだろうか?これだと101型の存在意義が本当にシュワちゃん出すためだけの客寄せパンダになるが、それでいいのか?
いろいろ言いたいことはあるのだが、CGの進歩により出来ることが増えてアクションは多彩になった。過去作品でやりきれなかったことをやろうとしている感じで良い。が、同時にターミネーターがポンポンぶっ飛びすぎてて昔の作品にあった機械の暗殺者らしい重みが感じられなくなったのが残念。もっと重量感のあるバトルにしてよかったと思う。
期待外れ
アメリカで大赤字なのは、分かる。
ストーリーが崩壊しているわ。
無理矢理ストーリーを繋げているようで、矛盾や理解不能なところが多過ぎないか?
そもそも暗殺をしにくるなら1体じゃなく数体送りこめばいいやん。
ジェームスキャメロンが製作復帰とあるが、ほんとにそうか?
名前を借りたいだけで、ほーーーんの少しだけ関与している程度なんだろうな、
シャワルツネッガーの絡みが全くシラケてしまう。
改心するとか歳をとるとか意味わからん。
先のジェミニマンであったようにCGを駆使して若かりし頃のシュワちゃんで活躍してたらもっと違う印象の映画になっていたかも。
また、夜間シーンや早過ぎる動きのせいで何をやっているのか分からないシーンが多過ぎてのめり込むことが十分にできない。
大変残念でした。
深く考えずに観てw
感情が芽生えるのはT2でもラストがそんな感じだったから別にいいとして…
なんでシュワちゃんは機械なのに歳とってるの?とか、
CG技術同様、すんごい進化しててターゲットを秒殺できるはずのターミネーターが必死こいて走って追いつこうとするとか、一人ひとり見ながら探していくとか、深く考えたらツッコミどころ満載なんだけど、そんなのはこの際どうでもいいわ!
敢えて深く考えない!笑
そんなことより、60代のリンダが元夫のジェームズ・キャメロンと再びタッグを組んで元気にアクションしてるだけで胸熱。
あ、70代のシュワちゃんも良かったよ。
スタントマン相当な数だったけどね。
とにかくT3以降のはこれ以外観なくていい。
そしてサラもようやく任務完了だね。
少々淋しいけどお疲れ様。
ファンも納得の出来栄え
このシリーズのビジュアル的象徴はT-800だが、物語的には問答無用でサラ・コナーが主役だということを再認識した。若き日のサラとカイル・リースを合わせたようなグレースも強くて美しかった。
T2の続編として見るのは辛い
大好きな『ターミネーター2』の正統な続編ということで、かなりハードルが上がった状態で観に行きましたが、おもしろかったです。ただ、T2が好きな人ほど辛い内容だと思います…。
オープ二ングロゴの演出から惹きつけられて、展開も速いので上映時間2時間越えのところ、体感1時間くらいでした。
アクションシーンもちょっとスピード早すぎて見づらい場面もありましたが、迫力満点で良かったです。無意識に体に力入っちゃうくらいでした。
T2から色々あったエドワードファーロングも出演するという話を耳にしていたこともあり、冒頭から衝撃的でした。あのシーン、演者は体つきの似た別人で、頭だけCGで合成したようです。T2のT-800とは別個体とわかっていてもあまりに辛い…。スカイネットを破壊しても敵が送られてきたのは、ジョンの存在自体がスカイネットを作る要因になる、そういう逆説的な運命によるものだったのではないかなと鑑賞後に思い至りました。T2好きには悲しすぎる幕開けです…私はジョンとT-800のコンビが見たかったんだ…。
などと思いつつも、ずっと悲しんでもいられず…新しい物語がどんどん流れ込んできます。そういう意味でも、展開が速いのは良かったと思います。
T2のセルフオマージュかな、と思える演出もありました。REV-9が父親に変身したり、最初にダニーが撃たれるのをグレースが阻止する場面。トラックで追いかけられるシーンの構図。ラストの金網越しに子供を見るシーンとか。最後にREV-9が骨組みだけになるところはT1っぽいと思いました。オマージュとは言わないかもしれませんが、T-800が停止する時の表現も懐かしくてグッときました。
本作はとにかく女性陣がみんな格好良い。強い女性が好きな人にはたまらない作品だと思います。
サラコナーの登場シーンなんかは鳥肌立ちました。やはりリンダハミルトンとシュワちゃんが出てくると、私は今ターミネーターを観ている!という実感が湧いてきますね。
グレース役のマッケンジーデイヴィスも端正なイケメン美人さん。『ブレードランナー2049』で少し出てるのしか見たことなかったのですが、本作で人気に火がつくのでは、と期待しています。アクションもキレッキレで格好良かったです。誰が主人公かわからない、という感想も目にしましたが、私にはグレースが主人公に見えました。
T-800は設定上仕方ないのですが、人間に近づきすぎに思いました。T2でのジョンが悪い言葉を教えたり、笑顔の練習をさせたり、そういったちょっと笑えてほんわかするようなロボットと人との交流が大好きなので…。本作ではシリアス一辺倒で、あまりそういうシーンがなかったのが残念でした。それとアクション面でも女性陣に食われ気味に見えました。
サングラスもかけて欲しかった!と思いましたが、後から調べると「サングラスは無表情なロボットの象徴で、学習して人間に近づくと外す」という演出がT2でなされていたそうです。確かに後半からはずっと外していました。そういえば、本作でもあの冒頭シーンではかけていましたね…!こういう細かい演出好きです。ロボットなのに歳をとる理由についてもジェームズキャメロンが説明してくれている記事があったので、気になる方は是非。裏設定ってワクワクしますよね。
REV-9めっちゃ強かったですね。再生スピードが半端じゃない。分裂するのもいいですね、視覚的にもおもしろかったです。ユーモアの学習もバッチリで、進化を感じました。でも、どうしてもT2と比べてしまうのですが、私はやっぱりT-1000が好きです。T-1000のあの無機質でゾクゾクくる感じがたまらんのです。
ストーリー自体は正直焼き直しにしか思えませんでしたが、ターミネーターと言ったらやはりこういう話にしかできないのかな、とも思います。でも、グレースがダニーを守る理由が使命によるものだけではないのが好きでした。最初からやけに必死でしたからね。
終盤のグレースとカールには目頭が熱くなりました。サラが呼ばないと言っていたカールの名を呼ぶところとか、ベタだけど熱い。
もっと描いて欲しかったのは「リージョン」について。成り立ちや、どうすれば審判の日を回避できるかがわからないままでした。結局はスカイネットと同じことで、人類が機械を進化させることをやめない限り、審判の日はやってきてしまうということなのでしょうか。
新たな3部作になるという話もちらっと聞きましたが、もし続くのであればリージョンについてもっと深掘りしてくれるといいなと思います。
本作はアクションやドキドキ感は素晴らしいものでした。続編が作られるのはとても嬉しいことですし、改めてターミネーターが好きだなあと再確認できました。ですがやはり、T2好きとしては冒頭からあの展開は悲しすぎます。続編というより新しい物語やジェニシスのようなifとしてでないと受け入れがたく思いました。
シュワちゃん、I'll be back❗️
レビューを見ると、賛否両論。ただ、28年振りに、ジェームス・キャメロンが指揮をとり、シュワちゃんとリンダ・ハミルトンが出演というだけで、私達の世代には、十分にワクワクする作品。
シュワちゃんは、I'll be backの約束を、しっかり守ってくれました。
とはいえ、T2の実質的な続編といっても、内容的な設定は、これまでのシリーズの流れとは、別の世界観でのストーリーとなるため、やや複雑になっていた感は否めなかった。
それと、ターミネーターのシュワちゃんが、あまりにも人間的で、仕草や表情にターミネーターとして違和感がありました。T2の時のジョンとのチグハグな、笑いを誘う掛け合いが懐かしく感じたなぁ。
主な配役が、サラ、ダニー、グレースと、強く逞しい女性が中心に展開し、ダニーがメキシコ人である事も、今のアメリカの世相を反映しているのかな…。
最後に、新ターミネーターREV9は、初代T800と2代目T1000の液体金属の複合型となり、俊敏な動きや2体に分かれての攻撃など、スケールアップし、楽しませてくれました。
ターミネーターは世界線物を目指している???
まず先に本作品のざっとした感想といたしましては、良くも悪くもいつものターミネーターで、普通のアクション映画でした。映画館で頭空っぽにして観るには丁度良いですね。
さてさて、ターミネーターを観た方なら一度は思ったであろう事。それは世界線の有無。そもそもジョンを殺すのに失敗してもまた送り込めばいい話で、これは至極真っ当である意味何故今まで大多数の人間が気づかなかったのか疑問な事でもある笑。
そう、今作の冒頭ではジョン・コナーが殺されるというサプライズが有るのだ。これまでの作品ではほとんど(当方ジェネシスは未視聴)でジョン・コナーの生死やその存在が、未来の人類の根幹に関わっていたのに対し、今作ではジョン・コナーが存在せず、代わりにダニーと呼ばれる女版ジョン・コナーが存在する未来から、味方の半人間ターミネーターがやって来る。
おお!!思い切った設定だけどこれは面白そう!!言うていつものアクション映画だろと期待していなかった私は、冒頭で早くも惹きつけられた。
しかし、結果から言えばそこがピークだった・・・。
そもそもターミネーターに何を求めてるんだとかそういう事ではない。今作CGの迫力やリンダ・ハミルトンの迫力で色々と有耶無耶になっているが、その有耶無耶になっている部分が目に余ったので、それが今作の視聴を終えた後の微妙な気持ちに繋がっていたのではないかと思っている。
一つ目 まず敵のターミネーターの魅力が無い!!
どっかのレビューで見たんですが、心の優しそうなおじさんなんですよね笑。他のアクション映画ならむしろ悪党に殺されるタイプですよあれは。もっと悪く言えば地味。
でもこれはリンダ・ハミルトンや女ターミネーターを立たせる為の人選だったのでしょう。なので間違いなく今作の敵ターミネーターはあえてキャラが立たないように作られているので仕方がないのかもしれませんが、彼は『唯一の敵キャラ』なので擁護は出来ない。
二つ目 シュワちゃんの心変わり
ジョン・コナーを殺したシュワちゃんが人間というものを学んでサラ・コナーに贖罪をしていた、というのが今作の中盤で明かされます。なんだろうな、一応2でもシュワちゃんとジョンコナーの触れ合いみたいなのが描かれていたから、正統続編としてはむしろ正しいんだろうけど、それがどうしてそうなったのかとか、そうなってからの意味とかがイマイチ弱くてパっとしなかった印象。
最後のシュワちゃんや今作の人間と機械のハイブリッドといい、ターミネーター(機械)と人間の触れ合いみたいなのが裏テーマとして有るのも分かるんだけど、かと言ってそれが深くまで何か意味を持って描かれているとかでも無いから(今作そもそも娯楽映画だし)、薄っぺらい。
シュワちゃんの心変わりにしても時間と共に変わっていったみたいな感じで、もっと何か欲しかった。と言うか今作少し物足りない感じがしていて、その一つに敵の少なさがあるのだと思う。リンダ・ハミルトンは指名手配されていたのだから、警察や軍隊も敵として出てきて良かったのではなかろうか。それこそ2の遺伝子を引き継いでる。
話を戻して今作シュワちゃんも敵になったら良かったと思っている。そもそも味方は足りているのだし、ジョンの復讐も兼ねて敵ポジションの方が良かっただろう。
それか敵になるのか味方になるのか分からないような存在として登場させるとか、料理のしようはあったと思う。正直シュワちゃんが出てきた時点で味方になる臭プンプンだったので、そこも含めて緊張感に欠けた。シュワちゃんのリアルな身体の問題もあるのだろうけれど、そこはもっと良い感じに演出出来たと思う。とことん1や2の遺伝子を引き継ぐのであれば・・。
三つ目 女ネーターが微妙
序盤のカーチェイスの辺りはめちゃくちゃカッコよかったので、スター・ウォーズもこの人の方が良かったんじゃないかとまで思っていたのですが、それ以降が割と空気笑。
まあリンダ・ハミルトンにシュワちゃんまで居るんだから仕方ないのは分かる。けれどちょっと消え過ぎな気も・・。リンダ・ハミルトンが強烈過ぎたか。
四つ目 ポリコレ臭
味方キャラがシュワちゃん以外女だったり、女ネーターが服を奪うのも全員男だったりと、ポリコレ臭がプンプンでくちゃいくちゃい。もはや作品のバランスに影響するレベルでそうだったので、とうとうターミネーターにも侵食してきたかあ~という感想です。留置場で警官を殴るシーンで女警官だけ殴っていなければスリーアウトでした。
批判はこのくらいにしておくとして、世界線の話をしようと思う。恐らく今作のターミネーターの続編は出ないだろう。むしろ、今作も世界線の一つとして扱われる筈だ。
つまり、ジョン・コナーが死んでいたとしたら?の話だと思うので、リージョンが何なのかも明かされないと思う笑。そもそもシュワちゃんも女ネーターも死んじゃったしね。
だからこの先のターミネーターは2を基準とした世界線分岐物としてやっていくんじゃないかな。それは邪道とは言わないけれど、タイムスリップ要素が有る時点で仕方のない事だと思う。
全体的にマイナスな感想とはなってしまったが、リンダ・ハミルトンの演技はとにかくカッコよかったので、それだけでも観に行く価値はアリです!!
エスカレートしたド派手なアクションが続くが目新しさはない。ストーリ...
エスカレートしたド派手なアクションが続くが目新しさはない。ストーリーもそうきたか⁉︎的で予想できる展開。正直何やっても一緒では?と思えてしまう、結局堂々巡り状態。老体にムチ打つサラとシュワちゃんは観ていてちょっと気の毒になる。新キャストはどハマりでますます新たな続編が続きそう。
そろそろ新しい展開が欲しい
コナー母子とシュワミネーター揃い踏みの冒頭は胸熱であったし、シュワミネーターのカールじいさん化には笑わされた。ターミネーター2を好きな人にはそれなりに見所があり楽しく観られることだろう。
思えばターミネーター2の良さは、シリアスなストーリーで大量殺戮が展開されつつも随所にクスリと笑える良質なユーモアがあるところで、大人も子どもも楽しめる娯楽作として極めてレベルの高い作品であった。本作はそうした面でも正統な続編として見ることができる。
しかしながら、ストーリーはまったく新しさが無く、やっていることは毎度お馴染みである。さすがに人類もAIも他に解決策を見出せないものかと突っ込みたくなる。もともと合理的でないストーリーであるだけに、何度も同じことの繰り返しというのはいただけない。これでは不合理を積み重ねる一方である。
同窓会もひと段落したと思うので、次作ではひとひねりした展開を期待したい。
なるほど、こう終わりますか!マッケンジー・デービスが光ってます!
6作目にして、ついにシリーズ終結。
私は1と2以降は観たり観なかったり、正直ついていけてなかったのですが、
この6は1と2のジェームズキャメロンが復活ということで意気込んで観ましたが、とても面白かった。
とにかくアクションがすごい。
テンポよい展開で全く飽きさせない。
女性戦士役のマッケンジー・デービスめちゃくちゃかっこいいし、63才のサラ・コナーも頑張ってるし72才のシュワちゃんもイケてるし。
そうか、こう終わるか・・・なるほど。なストーリー。
人気シリーズほど続編のハードルが高くなる。
これは、かなりの高得点かと。
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