「T2という偉大な壁」ターミネーター ニュー・フェイト しゅうへいさんの映画レビュー(感想・評価)
T2という偉大な壁
"ターミネーター" シリーズ第6作。
Amazon Prime Videoで鑑賞(レンタル・吹替)。
冒頭の衝撃展開に目を丸くしました。暫し絶句した後我に返って、「これでいいのか?」と…。いきなりT2と決別してどうするんだ。せっかくT2の直接の続編なのに、これではT3や「ジェニシス」の二の舞になるのでは、と思いました。
でも観進めると、杞憂かもなと思い直しました。しかし、T3や「ジェニシス」よりはマシと云う程度でしたが…
T‐800が協力してくれる理由など、納得のいかないところもありましたが、新型ターミネーター「REV‐9」のチート能力に興奮しました。まさかふたつに分かれるとは…。それで強度が半減すると云うわけでもない…。どうやって倒すのかとハラハラして楽しめました。T‐1000を初めて目の当たりにした時の感じが蘇って来ました。液体金属系は強い…
T2と云う偉大な壁の存在を実感しました…
生みの親のジェームズ・キャメロンでさえ、容易に越えることが出来ないんですから…。T2は金字塔であると自ら証明してしまったかのように感じました。続編づくりの匠も、続編の続編となると難しかったのでしょうか?―是非とも、「アバター」の続編では頑張っていただきたい!
[余談]
リンダ・ハミルトン、だいぶんトレーニングしたんだろうなと思いました。結構ぽっちゃりしいてたはず…。昔よりも絞れているんじゃないか?―久々の大作映画への出演だっただろうし、並々ならぬ熱意を持って撮影に望んだんだろうなぁ…
※修正(2022/11/05)