「がっかり」ターミネーター ニュー・フェイト asicaさんの映画レビュー(感想・評価)
がっかり
もっと上手くタイトルつけられたらと思ったが、今の一番の気持ちなのでこれ以外ない。
ストーリーだけを考えるならこの話にはサラさんもシュワルツネガーもいらない。いない方が上質な話になると思われる。
だがこの2人が出るからこそ映画館に足を運ぶわけで。
それにしては
この2人の立ち位置設定がまったく納得行かない。
あの感動のシーズン2で、自分がいると未来は変わらないといって涙ながらに溶鉱炉に降りていくあれは、もう意味なし?
無しなんですね。はい。
しょっぱな同じ姿のシュワルツターミネーターがやって来て未来は変わったからとか言われてジョンはあっさり死亡。誰がこんなのを見たいのか?
あの姿を見られるだけでもありがたいとおもえ?と言うならそんな作品って映画と言うのか?
挙句に
撃ち殺したあと いろいろあって改心していいロボットになりました、お別れの悲しい気持ちも持てるロボットさんになりましたとさ?
絵本か‼️❓
サラも呆気なく息子を殺されても何十年も戦い続けてる設定がなんか今ひとつ説得力ある形で描かれていない。
ロボットなのに完全によぼよぼな爺さんと
しわくちゃのおばあさんより
はるかに新しい2人のお姉さんがカッコいいし、イケてた。
サラの登場はそりゃ男前だった。
シュワさんのカーテン屋よりは随分と良かった。
だけど 息子をあっさり殺されてるのに、なんだかその頑張りが空回りにも見える。
つまり
ストーリー展開と言えるものがないに等しい。
カーチェイスや工場でのドタバタ、巨大なダムを使っての激しい格闘。
(格闘技が見たい人には満足だったのかもしれないが)
早く終わっておくれ。と願うばかり。
さほど映画に足繁く通うタイプではないし、まあ年間に見る数は少ない方かもしれないが このシリーズは偶然にも全作品映画館で見ている。
そういう者にとって
いくらなんでもこれは
シュワルツネガーターミネーターとサラ・コナーの無駄遣いにしか見えない。
ああそう言えば前作(?)だっけかな
ジョンが核シェルターにいる間に地表で世界が終わったりしてたわー。
ふう。
IMAXで見た甲斐はあったんだろうか。
ありきで 脚本作ったのだとしたらもうちょっとドラマチックにしてくれないといる意味がない気がしましたよね。
ここでの評価も一応見てから行ったのに〜と思ってて、まあそう言う人もいるだろうから思った通りのタイトルで感想書いてみたところでした。