劇場公開日 2019年11月8日

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「時代は1991年から2019年に、舞台は米国から墨西哥へ、主人公は米国人男性からメキシコ人女性へ、人類の敵のはずだったスカイネットは存在していない。製作と配給に中国企業。ラストシーンで胸熱!」ターミネーター ニュー・フェイト ドン・チャックさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0時代は1991年から2019年に、舞台は米国から墨西哥へ、主人公は米国人男性からメキシコ人女性へ、人類の敵のはずだったスカイネットは存在していない。製作と配給に中国企業。ラストシーンで胸熱!

2019年11月9日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

怖い

興奮

Movix堺で映画「ターミネーター ニュー・フェイト」
(Terminator: Dark Fate)を見た。

土曜日の朝一番の上映回で客入りは満席の4分の一くらい。
午後や日曜日にはもっと入るだろうと思う。

本作は1991年公開のTerminator 2: Judgmant Dayから28年ぶりのキャメロン監督による続編。
本作は「『ターミネーター2』に残してきたものを再開する物語」とされている。

製作には中国企業も携わっている。

『ターミネーター』シリーズの映画化権を持つスカイダンス・プロダクションズの株式を取得した中国の企業テンセント・ピクチャーズが共同製作に加わっている。

1989年には日本の家電大手のソニーが、豊富なコンテンツを入手することを目的にコロンビア・ピクチャーズ・インダストリーズを48億ドルで買収したことを世界中が驚き、当時のバブル景気を背景にした買収であることなどを理由に米国で少なくないバッシングを受けたことが思い出される。

ハリウッド映画でも今では中国企業の傘下であったり、影響下にある会社はいくらでもある。

ターミネーター2はトライスター・ピクチャーズと東宝東和の配給だったが、
ターミネーター ニュー・フェイトはパラマウント映画(米国)、20世紀フォックス(日本)、そしてテンセント・ピクチャーズ(中国)の配給である。

監督は「デッドプール」のティム・ミラー監督。

興行的には予想されていた客入りとはなっていないらしい。
そのため、興行収入的には赤字が予想されている。

主人公を守る長身の米国人女性グレイスは、
強化人間(Enhanced Human Being, エンハンスド・ヒューマン・ビーイング)とされている。

時代は1991年から2019年に、舞台は米国から墨西哥へ、主人公は米国人男性からメキシコ人女性へ、人類の敵のはずだったスカイネットは存在していない。製作と配給に中国企業。ラストシーンで胸熱!

ラストシーンの主人公のセリフ「2度と彼女を死なせるようなことはしない」
にちょっと胸が熱くなった。
軽く泣けるシーンであると思った。

上映時間は129分。長いが長さは感じなかった。

満足度は5点満点で5点☆☆☆☆☆です。

ドン・チャック