夜明けまで離さないのレビュー・感想・評価

　NHKの朝ドラ「まんてん」で夢中になってしまった宮地真緒。10歳になる息子がいるだなんて、もうこんな年齢なんだと寂しくもあり、嬉しくもある娼婦役。普段は腐れ縁の刑事（甲本雅裕）に情報提供するサツの犬でもあるのだが、店が暴力団組長が出入りするマンションの真向いだったことから無口なヒットマンと出会ってしまう。

　ストーリーは単純ながらも、真緒ちゃんと再婚まで考えてる刑事甲本がいい。自首しようと一人旅館に泊まっているヒットマンと、夜明けまでの約束で初めて二人きりの時間を作ってやるのだ。その時のため息が忘れられないくらいにいい。

エッチのシーンではボリュームをさげて（笑）、ストーリーもがんばって理解して見てた。

古いかんじではあるけど、女性のカラダのキレイさに惹かれた。

舞台設定がとても昭和的。それをあえて昭和的に撮っていることに、この作品の良さがあると思う。ありきたりな話なのか、いやそうではないのか。
冒頭から、その設定でぐいぐい引き込む。宮地真緒ら、女性陣の体当たりの演技は素晴らしい。とにかく「どうなるんだ」「無事でいてくれよ」と、見ている間ずっと心が叫んでました。 そうです、バイオレンスな要素、多いです。
また、毎熊克哉が純粋すぎてたまらない。口数は少ないが優しい行動が見るものを癒やし、だんだん好感が持ててきました。

ストーリーはありきたり。
でも、宮地真緒と毎熊克哉がとても良かった！
ラストのラブシーンも綺麗でした。