7月22日のレビュー・感想・評価
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痛かった
ウトヤ島7月22日を随分前に観て ネットフリックスで7月22日を見つけた時 同じ作品と思ってスルーしてた。 ある日違う事を知ったけど ウトヤ~の方は何とも言えない後味だったから ずっと敬遠してた。 けど、最近何となく気になったので観賞。 観なきゃよかった・・・とまでは言わないけど やはり観終わった後に何とも言えない気分になった。 観てる最中は登場人物を考えるとなんか痛くて... 犯人はなんなん! なんかとにかくやりきれない。 日本は平和で良かった。 等とチープな言葉がぐるぐる回ってた。 知らなくてもなんてことない出来事。 知ったからってどうだろうかって出来事。 しかし、あんな悲惨な事は今後起きてほしくない。
単独犯でこれだけの犠牲者が
ノルウェーの実話なんですよね…単独犯で多くのの犠牲者を出したテロ事件。 史実を残す意味では重要な作品ではあるが、犯行後の犯人や犠牲者に焦点を当てる後半は少しくどいか… 右派左派どちらにしても偏りすぎる思想は怖いです。
観るのがしんどいくらい辛かったです
改めてこんなひどい事件があった事が衝撃でした それを演じられる俳優さん達も相当な決意があったのではないかと思わされました 本当に観ているのがしんどい作品でしたが、この作品で焦点を当てられている少年の心の強さには感動という言葉では表せないほどです
ブレイビクが不気味
62.社会派のテーマを得意とするポール・グリーングラス監督の実話ベースの作品。「ウトヤ島、7月22日」と対を成す。「ウトヤ島、7月22日」が閉じられた72分間を追体験するのに対し、本作は事件後を追体験する。そして、現在も尚続いてる
最悪の事件、でも映画に感動、複雑・・・
事件のことを多角的に描いていて、非常に心を動かされた。事前に映画「ウトヤ島、7月22日」を見ていて、事件の恐怖や醜悪さを知っていただけに、よりNetflixのこの作品に没入してしまった。 Netflixと映画「ウトヤ島」を比較すると、見ていてNetflixの作品の方が相当面白くて、一方「ウトヤ島」の方はかなりつらいというのが個人的な感想。分かりやすさも断然Netflix。しかし、どちらが真実をついているのかというと、やっぱ映画の方じゃないかと思ってしまう。 史上最悪の事件を感動的によく理解できる優れた作品だったけれど、実際にまた似たような事件がリアルで起こっていることを考えると、こういった作品に対して複雑な思いを抱かざるを得ない。
耳を傾けるという事
個人評価:4.2 映画「ウトヤ島、7月22日」では語られなかった犯人の素性や思想、そして事件後の裁判の終結までしっかりと描かれ、本作と映画を合わせて見ると非常に興味深い。 本作を通して感じる事は、それぞれの思想に耳を傾けるという事。ウトヤ島で姉妹を殺されながらも生還した移民の少女。ノルウェーに移民してきた心情を裁判で語る。傍聴する人達の描写が上手く、皆が少女の声に耳を傾けている。 もちろん犯人の強固に及んだ思想にも、耳を傾けねばならない。そしてビリヤルの屈指ない魂の声。 本作は事件そのものを描くにあたり、犯人の思想と、被害者のビリヤルの屈指ない強い姿勢とを対比させながら物語が進む。それにより単純な事件録とは違い、より事件の本質に迫っていると感じる。 最後の2人の描写。自身の思想を理解する人間はいない事実を突きつけられ、独房に入る犯人。そして死んでいった仲間達の無念な想いも重ね、消して屈指ない、負けていないと雪の山並みにたたずむビリヤル。 その2人を対比させ、事件の最後には失われた69人の若者の命と、空虚さだけが残る。
77
10年も経っていない77名もの生命が奪われた事件。作り手は非常にセンシティブに映像化に臨んだことだろう。そのことがよく伝わる。アクション映画で描かれるようなプロフェッショナルに用意周到なテロではない。単純でダイレクト、無造作で無慈悲な手口。テロリストを演じた俳優は相当な覚悟で臨んだろう。被害者の少年役にしてもそう、演者には敬意を払いたい。 弟のトラウマ、それでも社会生活を続けなければならぬ両親、そして何よりも秩序に対して忠節を尽くす弁護士の姿。拾うべき所をひとつひとつ広く捕まえて、この事件の全体像を表現している。決して意図的に解釈を強要するアプローチはとっていない。それだけに闇の深い問いかけがこちらに投げかけられる。 結局、何がこの事件を生んだのか?社会の劣化が進み、情報量の多さがそれを繕う猶予を与えてくれない。秩序の虚構性が暴かれやすい世の中、しかしそれでも共有する価値観を維持できねば、社会は更なる破綻を迎えてしまう。難しいが挑戦を受けているのは我々自身。ノルウェーやヨーロッパだけの問題だけではなく、全世界的に同時進行している課題。
日常に潜む闇の恐ろしさ
衝撃的事件を淡々と流していくことで、日常と地続きであることを実感させらる。お隣りさんがどんな人か… 回復に向かって頑張っているあの青年の姿とはなんだろうか。この理不尽とは特別なことであってほしい。
物足りなかった!!
「ボーン」シリーズ監督によるノルウェー連続テロ事件(2011)とその後を描いた映画で、オスロ政府庁舎爆破事件で8人、ウトヤ島銃乱射事件で69人が死亡したとされています。襲撃シーンはまあまあでしたが、後半は連続ドラマのようで薄く間延びした印象です。今年観た「デトロイト」と比べるとかなり物足りないです。正直単独犯かどうかは、オズワルドや加藤智大(白の上下で返り血を全く浴びていない)、植松聖(津久井やまゆり園)、白石隆浩(座間9遺体)等と同じく、かなり怪しいですし、厚遇され過ぎです。数々の偽旗テロと同じくジョージ・ソロスの指示によるものだと思います。植松も本作の犯人と似たよう戯言を言っていました。犯人役の俳優さんは、キャプテン・アメリカのコスチュームが似合うと思います。
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