劇場公開日 2019年3月9日

ROMA ローマのレビュー・感想・評価

全137件中、61~80件目を表示

4.0この作品をテレビのコンテンツにしておくのは残念。

2019年3月26日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

幸せ

要所要所でジェット機が上空を飛ぶ。地上には軽い男達と犬のうんこ。
振り回されながらも女たちは逞しく生きてゆく。

環境音が効果的。またフェリーニの映画を見たくなった。

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HigeKobo

4.0白黒だけど綺麗な映画

2019年3月26日
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鑑賞方法:映画館

白黒だからこそ綺麗なのかもしれない。
雇い主とメイドというお互いの立場を守りながらも、日々紡がれる人間同士の関係。
さもありそうな日常が描かれ単調とも言えるが、だからこそ人間らしさが際立って感じられる。

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こばりん

4.5びっくりしました!

2019年3月24日
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最近見た中で、5本の指に入る良い映画でした。
オマケで、映画では見た事のないシーンが見れてびっくりしました。

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joe997

4.0本当の映画好きにはたまらない映画

2019年3月24日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

知的

この映画は、いろいろなジャンルの本が好きで、映画の中に没入できる、このつまり本当の映画好きには受け入れられると思った。一方で万人受けはしないなと。イオンシネマはよく上映に踏み切ってくれたと思う。アカデミー賞受賞作で土曜18時開始なのに観客は少なかったが、観ていた人は間違いなく本当の映画好きで、私自身もその一人だった。
映画は小柄なメキシコ人のメイドが主人公で、彼女の目線で淡々と進むがそれがモノクロームの画面と相まってとても良かった。最後のクライマックスでメイドが溺れる子供を救ったあと海岸で、「実はあの人の子供を生みたくなかった」と声を絞り出した時、この映画を見て良かったと思った。

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地元コアネタまるさん

0.5いや〜キツイっす

2019年3月23日
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鑑賞方法:映画館

なんじゃこれ?
苦痛でしかなかった。
どおりで評論家気取りに受けてアカデミー賞を競う訳だ!
審査員たちは、踏みとどまってグリーンブックをよくぞ選んでくれた。
ブラボー

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熊親父

2.0予告の写真が一番印象的

2019年3月23日
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鑑賞方法:映画館

元も子もないとは思いますが。同じもので映画でなく写真の作品展だったら見応えあったと思う。芸術っぽい映画を狙ってるんだなぁ、と斜めに観てシラけてしまった。劇場でなく自宅などで友人と場面ごとの芸術性について飲みながら語りながら観れるなら、良いかもです。

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zita

1.5モノクロ映画は新鮮だが内容は?

2019年3月23日
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鑑賞方法:映画館

難しい

白黒映画を映画館で観られる事とアカデミー賞監督賞に敬意を示して
1.5にしたが、作品内容はメキシコ映画にしては内容が昔風でワンパターンの映画内容。メキシコの歴史、ラテン史の知識がないと難しい内容に感じた。メキシコ版小津安二郎映画。映画は脚本が分かりやすく観た後に後味がいいかどうかで私は映画を個人的に評価しているが、ROMAに関しては全く脚本、映画内容も私は評価できない。一番のマイナスはわいせつ物、妊娠シーン、飼い犬の糞が堂々と映像に出ていたが、私が観た映画館はそうでもなかったが、やはり映倫の審査、R18指定にすべき映画にしないと辛い映画。家族やカップルで観るよりも一人で観たい映画。

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ナベウーロンティー

5.0そこにあった物語

2019年3月21日
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鑑賞方法:VOD

そこまで遠くない過去、
決して行くことが不可能なわけではない場所で
紡がれた物語。

フィクションかドキュメンタリーかそのボーダーライン上で繰り広げられる一人の女性の生活が、普遍的とも言える日常へ改めて目をむけさせてくれる。

決して超常的な現象が起こるわけではないが、それでも美しいそこにあったのであろう物語。

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おんぞうし

3.5モノクロ映像の素晴らしさ

2019年3月21日
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鑑賞方法:映画館

知的

固定すべきはしっかり固定し、動かす時は流れるが如き、色に拘る必要ない、というか拘ったからこその映像美、堪能致しました。

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褐色の猪

4.0ポスターになってるシーンが奇跡のようなタイミング

2019年3月21日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

寝られる

生活音、環境音立体感が凄かったので劇場で観られてよかった
海から帰る時の車の中のクレオの表情が憑き物が落ちたようにスッキリしていたのが印象的
ボラスはものすごくたくさんウンチする犬
R指定なのは、フルチンで棒術を披露するせいか死産の分娩シーンがあるせいかもしくは歴代の飼い犬を剥製にしてるから?

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消されるので公開しない

3.0完成度が高いのは認めるが

2019年3月21日
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世評が言うほどは認められない。
善いか悪いかは別にして、思い切り自己的に描いているので、気持ちが共感出来ない。

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ムーラン

4.0犬のウンコと狭い車庫

2019年3月20日
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鑑賞方法:映画館

 お父さんは毎日毎日狭い車庫の壁にぶつかりそうになりながら車を停める。ギャラクシーとかいうフォード社の高級車。そして車は必ず犬のウンコを踏んでいくのだ。それを掃除するのは家政婦クレオ。冒頭から何度もデッキブラシでこすって水をかける作業も淡々と進められる日常業務なのだ。そして水を流した跡には飛行機の陰影が映りこむ・・・

 平凡な日常にも変化が訪れる。一家の大黒柱である医者のアントニオが家に戻らなくなってしまい、クレオは同僚の恋人のいとことかいう男フェルミンの子を妊娠してしまうという事態。さらには監督自身の回想録でもあるかのように、メキシコ激動の70年代の始まりでもあったわけだ。ただし、暴動は何のために起きたのか?そういった描写が一切ないところに不満がたまる。会話にも「軍人に子供が殺された」という恐ろしいエピソードがあったにもかかわらず、一切描かれない。あくまでも私的な歴史でしかなかったのが残念だった・・・

 社会派作品だと勝手に期待していたのも悪いのですが、韓国映画の『タクシー運転手』や『1987、ある闘いの真実』とか『光州5・18』とか、そんなのを期待していたのです。

 それでもモノクロームの中には小津作品や初期の黒澤作品にも似た雰囲気があって、芸術性も高い。『ゼロ・グラビティ』も撮っている監督。難しい技術を簡単そうに撮ってる作品に仕上げているところもニクい。海のシーンなんて、まじで溺れちゃうんじゃないかと冷や汗ものでした。

 他の方のレビューを読んでみると、『宇宙からの脱出』の映像が使われていたみたいですが、ちょっと前にテレビで観てました。

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kossy

5.0映像と音のハーモニー!映画館で絶対見るべき映画!!

2019年3月19日
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鑑賞方法:映画館

ただ見て下さい。映画を体験して下さい。
70mm の天国の日々が見たくなった。
ウルトラ・スクリーンで鑑賞。

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Osamu Sato

5.0既にして名作

2019年3月19日
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アルフォンソ・キュアロン監督の子供の頃の記憶をそのまま映画にしたという極めてパーソナルな映画だが、全てが極上の名作。集客を望めるような内容ではないからかNetflixでの製作になったようだが、実は劇場のスクリーンで観ないと観たことにならないタイプの映画。行ったこともないメキシコの遠い昔のはなしなのに懐かしいような気分にさせられるのは、徹底的に創り込んだモノクロームの映像と音響のおかげ。ヒロイン、クレオが街中へ歩いて行く姿を捉えた水平移動のカメラはそれだけでスペクタクル。観客をその場に居るように錯覚させる鳥のさえずりや街の喧騒、雨音。クライマックスも浜辺から海へ移動するクレオを捉えたドリーショット。クレオの声と波音。感情を揺さぶられる。すごい映像を観た。既にしてこれは映画史上の名場面。スクリーンで観られて良かった。配給会社さん、ありがとう。この映画は長く語り継がれる名作です。
クレオを演じるヤリッツァ・アパリシオさんという新人女優がキュート。

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Toshi

3.0映像綺麗だったね

2019年3月18日
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鑑賞方法:映画館

白黒にすることで、映像が洗練されてた気がした。
各シーンゆったりと丁寧に映されていて、内容も大きな盛り上がりがあるわけでもないけど、映像の美しさで楽しめた。
淡々と進んでいくストーリーは最後の津波のシーンのインパクトを大きくした気がした。
妊娠させられ、男に逃げられたのにあまり喜怒哀楽を表さなかった主人公が本音を言うことで、子供が死んでしまった罪悪感から解放されたのかな。また、泳げないのに他人を救ったことで家政婦としての関係から家族になれたのかな。

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いたかわ

2.0ちょっと合わない

2019年3月17日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

難しい

白黒でも色を感じるような映像は美しい 要所に出てくる飛行機が何か言いたげで、街の騒音とスペイン語がかなりうるさく感じる フェリーニ監督の道を思い出しました なかなか良さの分かりにくい作品です

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daikokumai

4.0どこか懐かしい

2019年3月17日
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鑑賞方法:映画館

幸せ

お涙ちょうだいでも、歴史大作でもない。
幸も不幸もただ空の下にあるのが日常で、それが神に祝福されているという事なのかもしれない。

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ドラゴンミズホ

3.5映像が素晴らしい

2019年3月16日
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イオンシネマ、ネットフリックスで二回鑑賞
当たり前ながら劇場で観るべき作品。
ドキュメンタリーといっていいような作風。普通の日常だけどすべての人に歴史があり、辛い過去がらあり家族がある。
アート作品系のため観る人を選ぶだろうが
いいものはいい。

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90's

4.5家政婦が見た1970年のメキシコの中産階級

2019年3月16日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

笑える

知的

本作品は、第91回アカデミー賞にて、外国語映画賞、監督賞、撮影賞の見事3冠に輝いた作品ですが、動画配信サービスのNetflix独占配信の映画でしたので、私にはおそらく縁がない映画だと思っていましたが、アカデミー賞受賞効果なのか、有り難い事に、急遽、3/9(土)より全国のイオンシネマの48館にて、配給会社を介さずに、直接に劇場で公開される事が決定し、その中でも、イオンシネマ京都桂川では、3/14(木)までは、ちょうどULTIRAスクリーンの音響設備の良い劇場で公開していましたので急いで鑑賞に赴いてきました。

イオンシネマさんには、感謝の気持ちでいっぱいです!

尚、その後、イオンシネマの他の劇場を含め、全国で全77館での拡大上映が決定したらしいです。

※京都府内では、イオンシネマ京都桂川、イオンシネマ久御山、イオンシネマ高の原の他、今月末より、出町座でも上映が決定しました。

いきなり長い廊下のタイル張りの床の排水口に水が流れていく様子をただひたすら映し続けるオープニングで始まったので、これは、作家性に富んだ芸術作品かと、やや身構えてしまいましたが、結論から言いますと、好みは分かれるかも知れないですが、押し付けがましさもなく、決して難解な映画でもなく、メキシコシティのローマ地区の中産階級の白人家庭に住み込みの家政婦として働く主人公クレオの1970年からの激動の1年間を切り抜いた様な作品で、彼女の心の動きを、静かに丁寧に活写した、実に、心に染み入る作品でした。

また、作品内に登場する男達が皆、薄情な人物像ばかりで、そういった男性からの女性蔑視もさることながら、舞台は1970年ながらもメキシコ人の中における先住民族に対するマイノリティ差別の側面をも盛り込んだ今日的なテーマも内包した作品でした。

劇場のULTIRAスクリーンの音響が良かった事も奏功したのでしょうが、何よりも、何気ない生活音・環境音の使い方が秀逸でした。

カメラワークにつきましても、アルフォンソ・キュアロン監督自ら脚本も撮影も行ったらしく、ほぼ基礎的な古典的な長回しの撮影手法で撮っていたようでしたが、その中でも、山火事・病院内での地震のシーン。また学生デモのシーンや海辺の波打ち際のシーンでの横移動の長回し撮影には感嘆しましたが、あれは最近流行りのドローンを使った撮影手法だったのでしょうか。

デジタルでいくらでも鮮やかに仕上げられるこの時代に、あえてモノクロで表現していましたが、色が着いていたらグロテスクな表現もあったし、約半世紀前という懐かしい風情を感じさせる点でも、モノクロ映画にしたのは実に効果的な手法にも思えました。

また光の射し方をも考え抜いたカメラワークによって観る側に色の想像力をかき立ててくれていて、逆にカラフルにも感じましたね。

作品中に登場する、いろんな意味合いで自らの棒を振り回していたフェルミンという青年の薄情さが腹立たしくて仕方なかったでした。

あのボカシのない全裸での棒術の披露シーンがあるからR15指定になっていた映画なんでしょうけれど、別にあのシーンはパンツ一丁でも違和感なかった様な気もしましたが、あえて全裸にさせるのには、やはりアルフォンソ・キュアロン監督なりの強い拘りなのでしょうね。

ソフィアの夫であり雇用主のアントニオも薄情な人物像でしたが、登場する男性陣が全てクソッタレなのにも困りました。

因みに、同じクソでも、犬の糞も半端なく出てきますので、Netflixの動画配信サービスなどでお家でご覧になられる際には、お食事中の鑑賞には不向きなので要注意。

映しているものは犬の糞など汚い物も多かったですが、撮影賞も相応しいほど構図や映し方が綺麗な映画でした。

辛い場面もありますが、クスクスと笑える場面も多く、フォードのあの年式の大型車ギャラクシーの車庫入れや荒っぽい運転に笑いを誘い、またアルフォンソ・キュアロン監督の『ゼロ・グラビティ』のセルフパロディの劇中映画『宇宙からの脱出』には思わずニヤリとさせられました。

ただ、そんな中、この作品のポスター写真にもなっている、クライマックスの浜辺の場面には思わず胸が詰まりました。

子供たちを必死で助けたクレオが、不意に漏らした言葉。何故、急に今に言うのか、と一瞬驚きますが、子供たちの命が危険にさらされる中、恐怖と共に、湧き上がってきた感情だったのだと分かります。

監督は、誰にも台本を渡さず、撮影の前に台詞を伝えていたらしく、主演のクレオ役のヤリッツァ・アパリシオは、これまで演技未経験だというから驚かされましたね。

生活音・環境音の使い方などが凄く上手かったので、思わず1970年代のラテン音楽を19曲収録した、この映画『ROMA/ローマ』のオリジナルサントラ盤も購入してしまった次第です。

私が観たイオンシネマ京都桂川の劇場は、8番ULTIRAスクリーンの音響設備が凄く良い箱での上映でしたので、動画配信サービスでなく、細やかな音まで再現してくれて、且つ、迫力ある映像美を劇場で堪能出来て本当に良かったです。

私的な評価としましては、
昨今のアカデミー賞には、実に合った作品だとは思いましたが、実話ベースの社会派作品が作品賞を受賞する傾向にある中、Netflixが配給権を持つ映画と言う点で、不利な上に、更に、実話ベースの、あの天才黒人ピアニストとイタリア系白人の用心棒のロードムービー『グリーンブック』に比較するとエンタメ性に欠ける点で、作品賞は逃したのかなとも思ってしまいましたが、個人的な好みの問題もあるかと思いますが、実にアルフォンソ・キュアロン監督の私小説的な作品でもあり私は良かったと思いました。

また、撮影賞については、ずっとシネマスコープの横長の画面を活かした映像が続いた後に、冒頭のシーンとリンクする最後の場面では、広い空に向かっていく階段の縦方向の演出を巧みに使っていて、とても印象に残るシーンでしたし、順当な受賞だったかなとも思いました。

従いまして、五つ星評価的には、ほぼ満点の四つ星半★★★★☆の(90点)の高評価も相応しい映画だとも思いました。

もしもお近くに上映館があれば出来る限り劇場でご覧になられる事をオススメします。

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HALU

1.5意味不明のタイトル。

2019年3月15日
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鑑賞方法:映画館

単純

 確かにモノクロの画面は美しいし、カメラの移動も滑らか。脚本もまあまあ。しかし、このタイトルは何? 劇中、「ローマ」の「ロ」の字も出てきません。もしかして、現代美術でしばしば見受けられる「メタモルフォーゼ」って、やつですか? うろ覚えですが、ボリス・ヴィアンの小説「北京の秋」は「北京も秋も関係ない。だから、「北京の秋」」という理由でタイトルが付けられた(と記憶しています)のです。観終わった後、もう頭の中はこの謎のタイトルで一杯でした。期待して、近くのイオンシネマ海老名まで観に出かけたのですが、当然のことながらプログラムは販売しおらず、なんだか詐欺に遭遇したような妙な気分になりました。

 後日談、
 謎のタイトルはwikiを見て、半分、納得。メキシコシティ近郊のコロニア・ローマが舞台とは・・・。せめて、字幕で表示してくれたなら・・・、という思いでいっぱいです。

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bashiba