劇場公開日 2019年3月9日

「ネット配信作品も劇場用映画も同等なのか」ROMA ローマ 突貫小僧さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5ネット配信作品も劇場用映画も同等なのか

2019年3月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

知的

幸せ

U.S.Aの映画祭で『外国語映画賞』を含む他の賞も獲得したという。あくまでもネット配信の作品である。アメリカにおいては、ネット配信の作品も「劇場用映画」も同じカテゴリーに含まれているということに、少し戸惑いを感じた。今後、日本の映画界にも多少の影響がありそうだ。
 映画の作品名から、このサイトの作品のあらすじは、メキシコの中産階級の生活を描いているという。なぜ「ROMAVローマ」なんだろうと思った。
映画館でのモノクロを観るのは、久しぶりでもあり新鮮な気もした。画面にフェルミンの性器が、友情出演するが、そんな驚きもなかった。なぜか劇場用のオリジナルのヒューマンドラマ。Netflixによるネット配信の作品であるようだが、途中のデモや後半の海の波の迫力さは、映画作品として観ることができた。この作品はある中産階級の家庭を家政婦であるクレオの日常を中心に描いている。ほのぼのリアル感満載で、モノクロ好きな私には、気持ちよく観られた作品だ。

突貫小僧