「役者が揃った」女王陛下のお気に入り bionさんの映画レビュー(感想・評価)
役者が揃った
「役者が揃った」とはこの映画のためにあるように感じた。劇場で公開中は、ちょうど「ボヘミアン・ラプソディ」の応援上映に毎週のように参加した時期だったから、見逃してしまったが、やっぱり劇場で見たかったな。
アン女王の役のオリビア・コールマンの怪演っぷりが、まあすごい。『口でしてくれた』ってセリフを何のてらいもなく言ってのけるところが象徴していたと思う。生まれながら王族であり、わがままし放題が可能な人間でないと、あんな表情できないと思う。オリビア・コールマンもすごいが、エマ・ストーンも負けていなかったね。サラを鼻で笑うところが最高。今まで見てきた映画の中で最も人を小馬鹿にした笑いだと思う。
アン女王の矜持というか気位をまざまざと見せつけるラストシーンの余韻はすごかった。ヨルゴス・ランティモス監督の過去の作品が見たくなったな。
追記
ハーレーはどっかで見たことがあるとおもったら、ウォーボーイズだったのね。
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かいりさんのコメント
2020年4月6日
bionさん、いつもありがとうございます。
ベンアフの作品に外れなしと思っているのですが、レイチェル・ワイズの作品にも外れなしだと思っています。『ブラック・ウィドウ』が早く見たいです!早く早く、、😭😭
2020年4月6日
パンフレットの件にて。
FOXサーチライト製映画のパンフレットはマガジンとしてナンバリングされており、中身も映画雑誌の様な雰囲気を醸し出しております。後半映画に関係ない別の映画紹介しておりますし。