「素晴らしい作品だが、」この世界の(さらにいくつもの)片隅に プリズナーN0.6さんの映画レビュー(感想・評価)
素晴らしい作品だが、
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やはり168分は長いかな。うーん。
試写会やブルーレイを含めて、前作は10回ほど見ているが、あれはテンポも含めて1つの完成形だったと思う。
もちろん今回りんさんのパートを中心とした追加部分についても、違和感を生じることなく完全に作品に溶け込んでいるし、原作を大切に思う観点からすると必要な追加なのは分かるし、おそらく片渕監督の考えもそうなんだろうと思う。
もちろん今回の完全版はとても素晴らしい作品です。
ストーリーを知っていても、あの不発弾のシーンでは目を背けてしまいそうになるし、玉音放送を聞いた直後のすずさんの激しい憤りにはこちらも辛くなります。
個人的には、二つの別の作品だと思いつつ、すずさんやりんさんに会いに、この完全版も何回も見る事でしょう。
PS
上映時間が長い事に加えて、少し色っぽいシーンも増えましたので、お子さんにはオリジナル版を見せてあげた方がいいような気がします。
現に自分が見た上映回にお子さん連れで見にきている方がいましたが、後半は完全に飽きてしまったようで、物を落としたり、隣の親御さんに「まだ?あとどのくらい?」と聞いていましたので…
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