イコライザー2のレビュー・感想・評価
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ホームセンターじゃない…
前半と後半で違う映画のよう!デンゼル・ワシントンはウーバーのような配車アプリを使ってタクシーの運転手のような仕事をしている。
movixあまがさきで映画「イコライザー2」(The Equalizer 2)を見た。
劇場公開日:2018年10月5日
2018年製作/121分/PG12/アメリカ
原題:The Equalizer 2
配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
2018年8月に「オーシャンズ8」を見て以来約2か月ぶりの映画館。
こんなにも映画館に足を運ばなかったのは数年ぶりかもしれない。
あまり見たい映画がなかったことがその理由。
前作「イコライザー」(2014年)の続編。
デンゼル・ワシントンはウーバーのような配車アプリを使ってタクシーの運転手のような仕事をしている。
運転手をやりながら必殺仕事人のような世直し的なこともやっている。
庶民を悪の者たちから救おうとする試みだ。
前半はいくつかのエピソードを見ることができる。
映画冒頭では、パキスタンの列車内の出来事で始まる。
しかし後半は展開ががらりと変わる。
仕事人的な場面は終わり、銃撃アクションのシーンが長く続く。
CIAの元同僚とその一味4人との市街戦だ。
映画全体としてはいまいちまとまりがないように思えた。
面白くないわけではないが、特段に痛快な映画でもない。
満足度は5点満点で3点☆☆☆です。
黒幕はどこいった?
中盤以降はおもしろいんだけど…
前作未観賞で突入しましたが,これはやや失敗でした。前作とのつながりを感じさせる部分が随所に見られ,「?」が浮かぶ台詞や場面が多かったです。
それでも,がんばって見ていれば,中盤以降はいろいろなことがつながり始め,だいたい理解できます。ラストのアクションシーンも迫力があって,なかなかよかったです。ただ,そこまでが退屈だったのが正直なところです。
見終わってみれば,話の本筋に関係のない(と思われる)人助けがいくつもあって展開が散漫になり,これがテンポの悪さと話のわかりにくさにつながり,退屈と感じさせる原因になっているように思いました。一つ一つのエピソードを丁寧に扱えば,マッコールの人物像とともに今のアメリカが抱える問題も描くことができたのではないかと思うと,少々残念な気がします。もう少し構成を工夫すればもっとおもしろい作品に仕上がったのではないかと思ってしまいます。
差別や環境のせいにしない
このシリーズはデンゼル・ワシントンの静かで無駄のないアクションが見処の映画である。今回も同様であったが、少し見飽きた部分があるのと、悪役のスケールが小さくて若干の拍子抜けがあった。
その代わりに、同じアパートに住む若い男との交流がある。視野が狭くて価値観が定まらず、ともすればグレそうになる彼を勇気づけ、悪から救い出す。そのときに言う台詞が、置かれた環境や黒人差別のせいにするなという言葉である。アメリカ合衆国は依然として、黒人差別の国であり、格差社会の国であるということが、この台詞からわかる。単なる勧善懲悪の映画ではない複雑な背景があるのだが、そのあたりは観客の想像に委ねられる。
CIA時代の元上司の白人女性は、こちらが黒人でも分け隔てなく接してくれた。その女性上司が殺されたことは、主人公にとってはアメリカの良心が踏みにじられたに等しい。湧き上がる凄まじい怒りを抑え、冷静に犯人をあぶりだしていく。
もう少しアメリカ社会の構造的な歪みを描くことができればもっと奥行きのある映画になったと思うが、商業的にはアクション主体の勧善懲悪劇が求められていたという、いわゆる大人の事情があったのだろうと推察する。
それなりには楽しめる作品だが、権力中枢にいる巨悪が登場したり主人公が社会全体から追い詰められたりしないので、やや中だるみがあったのは確かだ。
親愛なる隣人マッコール
イコライザーかっこいいいい!
これぞヒーロー
予想以上の面白さだった。悲しい過去を背負ったおじさんが実は凄腕の元エージェントで、その能力を生かして人知れず人助けをしていた……という設定が楽しめるのは1作だけじゃないかと思っていた。さすがに2作目ともなると新鮮味と意外性が薄れてしまうのではと危惧していたのだが、それは杞憂に終わったようだ。
瞬時に状況を査定評価して敵を秒殺するというマッコールの「特技」は、本作ではそれほどクローズアップされていない。ストップウォッチで計時しながら敵を始末するシーンが出でくるのは序盤のみ。前作とのつながりをさりげなく印象付けているのだろう。
前作以上にスポットライトが当てられているのは、タクシードライバーとしてのマッコールが接する様々な人々の人間模様。それぞれが何かしらの苦労や困難、悲しみや問題を抱えており、マッコールが彼らに救いの手を差し伸べる。もちろんそうとは知られずに。
マッコールは世界の平和を守るわけでもなく、地球を救うために立ち上がるわけでもない。自分の身近なところで生きる普通の人たちを救い、彼らにささやかな幸せをもたらすために、その驚異的な戦闘能力を惜しみなく駆使する。まさにスーパーヒーローだ。
“痛快TVスカッとジャパン”さながら
手近なヒ―ロ―でいて欲しかった
やはり難しきは二匹のどぜう
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