「嵐の必殺仕事人、デンゼル・ワシントン」イコライザー2 かせさんさんの映画レビュー(感想・評価)
嵐の必殺仕事人、デンゼル・ワシントン
アントワン・フークア監督の大人気シリーズ。
町の必殺仕事人マッコール、パート2。
【ストーリー】
舞台はふたたびマサチューセッツ州。
タクシードライバーに転職したロバート・マッコール(デンゼル・ワシントン)は、仕事のかたわら常連客の老人サムの姉探しに付きあっていた。
大家の頼みをうけて壁の再塗装をしていると、同じアパートに住む少年マイルズ・ウィテカー(アシュトン・サンダース)が興味を示してくる。
マイルズが肌身離さず持っていたスケッチを見てそこに才能を見いだしたマッコールは、売人仲間から足を抜けさせ、少年の世話をする。
一方、サムの姉探しに協力を頼んだDIA(国防情報局)時代の同僚スーザン(メリッサ・レオ)が、ベルギーのブリュッセルで殺害される。
その死に不審を抱いたマッコールは、スーザンと組んでいたこちらも元同僚のデイブ・ヨークに接触をはかるが——!
世界一マズいコーラが◯ッコールなら、こちらは敵に回したら世界一マズい必殺仕事人マッコールだぜ。
というわけでイコライザー2です。
デンゼル・ワシントンが動けば自動的に敵が死ぬ、そんなふうに見えるほど手際がいいマッコール。
今回もその鮮やかな闘いぶりは健在です。
前回は情報提供のみであれだけ存在感を出していたメリッサ・レオ演じるスーザンが、今回がっつりストーリーに絡んでます。
作中で殺されてしまいますが、敵に一矢も二矢も報いる大健闘。
メリッサ・レオといえば『ザ・ファイター』でマーク・ウォルバーグとクリスチャン・ベールの演じたおバカ兄弟のママ役を熱演した事をおぼえているファンも多いかと思われます。
そうです、海外ボクシングファンなら誰もが知っている、あのアルツロ・ガッティとの3連戦で大人気になったミッキー・ウォードの実話映画化、その母親役です。
このイコライザー2でも神がかった雰囲気の分析官としていい仕事してくれてたので、ここでの退場は残念。
デンゼル・ワシントンの演じたキャラクターでも必ず人気上位に名前を連ねるロバート・マッコール。
第三弾、ザ・ファイナルも楽しみですね!