「目新しさはないけれど好きな作品」静寂を求めて 癒やしのサイレンス SHさんの映画レビュー(感想・評価)
目新しさはないけれど好きな作品
静寂という“音”をテーマにした、ドキュメンタリーというより、完全にイメージ映像といったところ。音を多角的に捉えていて、なるほどと思うところもあったけれど、よく語られている事柄ばかりだったので目新しさなどは感じなかった。しかし、美しい映像と共にぶれない方向性で作られていたので、ヒーリング的なものとして気持ち良く眺めることができた。
作品の主張はあくまで一方的で、手放しでは納得できないところはあるけれど、思想云々関係なく、音と映像だけで十分楽しめると個人的には思うし、非常に好きな部類の映画だった。
ただ、もの凄く単調で物静かな作品なので、つまらない映画として見なされるのかなーとも思ったりもした。
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