静寂を求めて 癒やしのサイレンスのレビュー・感想・評価
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目新しさはないけれど好きな作品
静寂という“音”をテーマにした、ドキュメンタリーというより、完全にイメージ映像といったところ。音を多角的に捉えていて、なるほどと思うところもあったけれど、よく語られている事柄ばかりだったので目新しさなどは感じなかった。しかし、美しい映像と共にぶれない方向性で作られていたので、ヒーリング的なものとして気持ち良く眺めることができた。
作品の主張はあくまで一方的で、手放しでは納得できないところはあるけれど、思想云々関係なく、音と映像だけで十分楽しめると個人的には思うし、非常に好きな部類の映画だった。
ただ、もの凄く単調で物静かな作品なので、つまらない映画として見なされるのかなーとも思ったりもした。
映画の背景がいい、テーマはちょっと・・・
今回、ユナイテッドピープルさんの配給する映画を見てきました。
ユナイテッドピープルさんは、主に世界の課題解決などに関する映画に配給に力を入れている配給会社さんで、今回は、「静寂」がテーマの映画の配給、公開になり、一足早く本作品を見てきました。
まず、私自身としては、この静寂と言うテーマに関して「う~ん」と言った具合で、勿論、人は雑音の中にいるよりは、静寂の中で心を清めれば心身ともによくなる事は分かるのですが、例えば、オーケストラを呼んで、演奏もせず、演奏会が開かれ、観客が拍手を上げるシーンなどは、私自身、何とも理解が出来ない・・・・
喜怒哀楽と言う言葉がありますが、笑い合ったり、人と話したり、大声を出す、歌を唄う事もストレスの軽減に繋がったりすると思うし、日常、人は、無の環境が無くなりつつあるのだから、無の状態を出来るだけ作りだし、静寂を人の生活にもっと取り組もうなら分かるのですが、音楽があるのに、音楽を出さない、弾かないなど、少しやり過ぎかな・・・・
ま、私の感想ですよ。
映画の方は、綺麗な景色などが続き、また外国映画ですが、日本もだいぶ出てきますので、日本人にとってはいいかもしれませんが・・・・
しかし、理解出来る部分と理解出来ない部分があり、私としては映画が終わり少し複雑な気分になったかな・・・・
サウンド・オブ・サイレンス
ジャパンプレミア鑑賞@銀座ヤマハホール。
世界初の音ドキュメント。
情報・騒音に囲まれたストレス社会に住む現代人に多くの気づき・学びを与えてくれる。
人生の大切なものは目に見えないし、静寂の中に聞き取れるかもしれない。
サイレンスな時間・空間を持つ習慣を持とう。
ランナー的には、自然に囲まれてジョグしながら、自省するのがイイかも。
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