「初日舞台挨拶で観ました。」ダウンレンジ ヘルスポーンさんの映画レビュー(感想・評価)
初日舞台挨拶で観ました。
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とてもシンプルで余計な前置きもなくいきなりあのシチュエーションになってしまうのがよかった。
突き抜けたゴア描写は、もはや笑ってしまいそうになるほどひどい(笑)*良い意味で
若い男女グループが辺境でサイコキラーに襲われるというのはもはや定番のシチュエーションですが、ここまでミニマルな作品は中々ない。本当に最初から最後まであの場所から一切動かない。余計な人間ドラマもなし!子供だろうが警察だろうがあの場所を通ればみんな殺す!という徹底ぶり。
ポスターデザインやドキュメンタリックな撮影等70年代ホラーのようで、特にトビー・フーパー監督のカルト的人気作「悪魔のいけにえ」を私は本作を観て思い出しました。
ラストで唯一生き残った女の子がスナイパーが潜む木に車で突っ込み対決するシーンはアガります。
ただ、女の子がまさかのサイコキラーに覚醒しちゃうのは少し飛躍し過ぎかなーと個人的には思いました。。。
あと、スナイパーの見た目が割と普通でレザーフェイスのようなもっとヤバい奴感があったら良かったなぁとか、そしてそいつのTシャツとか出てたら良かったなぁと思いました。他の要素がシンプルなので、コイツくらいもっとアートでぶっ飛んでてもよかったかも。
マイケル・ベイ監督みたいなカメラぐるぐる、キャラクターの周りぐるぐるはいらなかったかな(笑)
でも中々こういった作品は映画館で見れないので、もちろん応援したいです。
もっと観たいです。こういう映画。ルパン三世とかではなく。
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