劇場公開日 2019年6月14日

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「【涙を堪える事が難しい、心が浄化される作品】」泣くな赤鬼 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5【涙を堪える事が難しい、心が浄化される作品】

2019年6月15日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

悲しい

幸せ

元高校球児と監督が過去の齟齬を、ある哀しい出来事がきっかけでお互いの関係性を修復していく物語。その過程を苦しい状況に陥っている現在と自分の生き方を貫いたために苦い思い出のある過去を行き来しながら描かれる。

何故あの時、心に感じていた言葉が言えなかったのか。
何故あの時、あんな言葉を口にしてしまったのか。
何故あの時、あのような態度を取ってしまったのか。
日々、忙しい中生きていく中で時折、苦々しい思い出が沸きあがる事がある。

この映画を観た後、その思いが(一時的なのは分かってはいるが)雲散霧消した感を覚えた。だから、涙が出たのだろう。

現在の邦画界を代表するベテラン俳優(柳楽さんは若いが、経歴から言えばベテランであろう)の確かな演技がこの映画に深みをもたらしているのは、間違いない。周囲を取り囲む女優さんたちの佇まいも良い。

素晴らしい作品に出合う事ができた。この作品に関わった方々に感謝いたします。

NOBU
れいすけ(休眠中)さんのコメント
2021年5月5日

NOBUさんこんにちは!同じ部分に同意して頂き嬉しいです。柳楽優弥の笑顔はなんでしょうね。人懐っこくて不器用なようで温かくやんちゃで可愛くて仕方ないです。心の浄化作用に同意です。定期的に映画により心の動かして新陳代謝していくようなそんな思いですね。生身の人が演じるからこそ伝わりやすい、この映画は熱量もありました!また宜しくお願いします。

れいすけ(休眠中)
れいすけ(休眠中)さんのコメント
2021年5月5日

その通りのレビューだと思います。嬉しいな。

れいすけ(休眠中)