劇場公開日 2019年11月1日

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「終わり良ければ」マチネの終わりに みみずさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0終わり良ければ

2020年8月26日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

怖い

難しい

萌える

福山は好きだった。
男が惚れる男っていうのは、こういう奴を言うんだなと思っていた。
だが、ここ数年の福山には余り魅力を感じず、長期低落傾向。
特に最近はだだ下がり。
私は男だから、もちろん結婚は関係ない。
キムタクは何をやってもキムタク!福山は何をやっても福山!で良いと思うのだが、
ここ最近の福山には福山を感じない。
だから、この作品も予告編には惹かれなからも躊躇し続けて今になった。

結論から言うと、最近になく福山を感じた。
ストーリーも思いの外良かった。
福山と石山の大人の恋をファッショナブルにさらりと描くのかと思いきや、よもやのドロドロ。
中盤までは喉に小骨が引っかかっているようなモヤモヤした感じ。
他人を貶めてまで自らの思いを通そうとするマネージャーの醜悪さが、不快極まりなかった。
だが、福山をニューヨークに送り出すシーンに心が動き、福山と石田の再会に心躍った。
これで万事丸く収まったのだろうか。
心に心地よい疼痛を感じながら、余韻を楽しめる秀作だった。

映画館で観たかった・・・・。

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みみず