「ギターが素晴らしい」マチネの終わりに 茉恭(まゆき)さんの映画レビュー(感想・評価)
ギターが素晴らしい
言葉にとにかく定評がある平野啓一郎の世界観を、忖度という大人の事情が隅々まで絡まるとこうなるのか。と思った作品。
劇中、ずっと鳴り続けるギターは素晴らしい。
もうそれだけで良かったかもと思うくらい。
石田ゆり子はこんなに演技下手だったっけ?
いろいろな腑に落ちないところが満載で、
これは原作をきちんと読まないと消化不良になりそうだと思った。
恋愛話としては、ど定番の展開に、
パリのテロ事件だとか、
天才ゆえの苦悩だとかを絡めた内容なんだけれど、
どーにもこーにも繊細な部分を表現しきれなかった気がする。
尺のために編集したんだろうか…?
うーんうーん。
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