「余韻が残る映画でした」マチネの終わりに hrkさんの映画レビュー(感想・評価)
余韻が残る映画でした
大人になると好きだという自分の気持ちだけで突っ走らなくなる。自分のことより相手のことを考えすぎてしまう。愛すること、愛されることが怖くて臆病になってしまった自分を知るきっかけになった気がします。
心に残るセリフ、音楽などがあり、何度も映画館に行ってしまいました。
私は、早苗には嫌悪感しかない。でも彼女は自分の望む幸せを掴んだ。そのことが、とても悔しかったけど、それも彼女が自分が幸せになるための選択をしただけなんだと思ったら、嫌いにはなれない自分がいました。
蒔野が告白後も穏やかに暮らせているのは、妻を愛している事実があるからなのでしょうね。
とても辛い別れを受け入れた洋子のような女性に幸せになって欲しいです。切ないストーリーでした。
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