「悪くは無いが、期待を上回るほどでもない」真実 勝手な評論家さんの映画レビュー(感想・評価)
悪くは無いが、期待を上回るほどでもない
『万引き家族』で、2018年カンヌ国際映画祭で最高賞のパルムドールを受賞した是枝裕和監督の初の国際共同制作作品。主演にカトリーヌ・ドヌーヴ、助演にジュリエット・ビノシュと、錚々たるメンバーが出演しています。日本人監督として初めて、ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門オープニング作品としても上映されました。
字幕版で鑑賞。
うーん、悪くは無いです。ですが、期待を上回るほどでも無いです。いきなり辛口ですが。やっぱり、国際制作と言う事が影響しているんですかね?なんか、是枝監督が求めている繊細な演出が活かしきれていない気がするんですよね。
カトリーヌ・ドヌーヴも、ジュリエット・ビノシュもめちゃめちゃ良い女優で、素晴らし経歴の持ち主なのですが、どうも何かが違う。心の中まで描かれていない感じです。
これが、吹き替えを演じている宮本信子や宮崎あおいが、それぞれの役を演じていたとしたら、また全然違った作品になって、全然違く印象を受けたような気がします。
めっちゃ期待していただけに、ちょっと残念。
コメントする