「映像の圧倒的な密度」海獣の子供 NUSさんの映画レビュー(感想・評価)
映像の圧倒的な密度
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111分間、最初から最後まで超密度の映像を見せ続けられます。そのせいで見終わった直後頭グワングワン、頭痛と眠気に襲われました。
難解だったと仰る方が多いですが、劇中でも宇宙の話で「宇宙の90%以上は観測できない暗黒物質なんだ」とアングレーダが言っていたのを思い出せば、この作品に理解できない部分が多々ある方が寧ろ自然なのではないでしょうか?
クライマックスは、大雑把に言うとパンスペルミア説。その中の個々の場面も、空やアングレーダ、デデの話を拾うことでなんとなく理解できる気がします。気がするだけかもしれませんが。
最後に、今回声を当てていた役者さん達の演技が本当に素晴らしかったです。ほぼ情報を入れずに観に行ったのですが芦田愛菜さんや稲垣吾郎さんが声をあててるとは思いもよりませんでした。その他の方々もめちゃくちゃ良かったです。
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