「すごいものを見てしまった」海獣の子供 kouhei1813さんの映画レビュー(感想・評価)
すごいものを見てしまった
今回はあえて原作を読まなかったが、なんかすごいものを見た気がする、海を通しての量子力学的宇宙論の一考察を見た感じだ。宇宙の誕生と生命の誕生言葉以外での意思の疎通、「火の鳥宇宙編」を書いた頃の手塚治虫だったら悔しがるだろうなあと思った。しかし宇宙論にしてはちょっとファンタジー気味だし、理解しようとするにはかなりのリテラシーが必要だが、映像だけでも十分楽しめるのでいいかな。アメリカ人が好きな家庭問題と友情も込められているのでひょっとしたらアカデミー賞いけるんじゃないだろうか。米津玄師のエンディングテーマは物語をよく理解しており素晴らしかった。新海誠も下手な新作映画発表するとひょっとしてこの映画に全てさらわれるんじゃないかな。
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