「キャストの熱演に感涙」凪待ち フィルさんの映画レビュー(感想・評価)
キャストの熱演に感涙
白石監督の作品は所見でしたが、PG12の割にはバイオレンスの要素も少なく直ぐ世界観にのめり込めました。
震災に寄りすぎない内容だか今の現状を映し出すスクリーン、そして田舎あるあるな部分に相打ちをしていた。しかしある事件をきっかけに物語が大きく動き出す。
見事と言わざる得ない俳優香取さんの迫真の演技に引き込まれて、クズなのに愛しい気持ちになった。
更に昆野家の存在も映画の軸とも言える。
優しさが何故不幸を呼び寄せてしまうのか、過ぎ去った時間はもう元には戻せない、だが残されたものは生き続ければならない。
深く心に刺さる今年一番の最高傑作に出会えたことが本当に良かった。
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