劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデンのレビュー・感想・評価
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涙と鼻水無くしては観れない
今でも胸の痛む悲劇を吹き飛ばすほど素晴らしい作品でした。
後半はすすり泣きと鼻水をすする音が周りから聞かれました。私も涙と鼻水がダダ漏れで恥ずかしさからすするのを我慢してた。
大好きな京アニ作品の中で特に好きなのは「ヴァイオレット〜」と「氷菓」で、その最終章なので今か今かと待ってた甲斐があったというもの。
このラストの為にテレビシリーズと番外編があったのであろう、素晴らしいラストでした。ヴァイオレットちゃんが普通の18歳の女性になれたのは良かったなぁ。
エンドロール後のシーンは余りにもベタ過ぎて、ヤレヤレな感じでした。
私的には、切手のアップからのヴァイオレットちゃんが歩いてゆくシーンで終わったら、なお良かったかなと。
うーん
話のテンポが遅すぎるし、どこかで観た事ある聞いた事ある感が拭えない展開、そして最後勿体ぶって勿体ぶって、やっぱり戻るんかーーーーーいっ!!!時間返せって、思ってしまった自分は汚い心の大人になってしまったのでしょうか。
まったく感動はなかった。むしろ途中退席したいくらい時間の無駄をしている焦燥感が辛かった。
しかし友人は絶賛しており、作品から色々なメッセージを受け取ったとのことなので、好き嫌いがはっきり分かれる作品なのだなと思いました。
2時間泣き続ける覚悟を
映画館で見れてよかった。
心の洗浄能力が高いので、綺麗になりすぎないように注意してください。
はじめから結びまで、涙がぽろぽろと溢れるような作品でした。
圧倒的な画面の美しさ、ストーリーの構成、魅力的な人間が放つ生きた言葉。
音楽やSEも素敵でした。おかげさまで世界観に入り込みすぎ、途中でノックの音に本当にびっくりしました。
アニメを見てなくても楽しめると思いますが、
見るとアニメシリーズも見たくなっちゃうとは思います。
タオルと替えのマスクは持って行った方が吉です。
アニメを見ていない人は先にアニメを
うるうるではなく、普通に涙が溢れた。
アニメ本編を見てないけど感動した。
ただ、ネット記事のテレビアニメ(本編)を見ていなくても楽しめる!!という記事に騙されました。
正確には楽しめるが、最高には楽しめない。
私は作品名が主人公の名前ということも劇中で知った。
そんなレベルです。
過去にどんなことがあったの?登場人物の関係性は?等の疑問はセリフや回想で解決してくれます。
そういった点では映画単体で楽しめました。
ただ、主人公が想いを馳せる消息不明の少佐。
ギルベルト少佐とヴァイオレットの間には劇中で語られない奥深いドラマがあるんだとおもいます。
この二人が作品のメインだと思うので、
最後まで楽しみたいなら本編見てからをオススメします。
アニメ本編見てたら、伝えたいことがブスブス心に刺さる作品なんだろうなぁと思いました。
アニメ見てからもう一回見たいと思います。
伝えたいことを伝える勇気と大切さ
涙が出てきます。よかったです。
こころを失い機械のように命令に従い生きることで自分を守ってきた孤児の少女。そんな少女を戦争の前線で兵士として活用させるつもりが、そのこころを溶かそうとする内に愛してしまった上官。
戦争は終わり、少女は大人になり、ドールと呼ばれる手紙の代筆業で生計を立てる。上官は戦死した設定かと思っていたら、生きていたという設定。
途中、病気で亡くなる少年の代筆の場面も織り交ぜながら、伝えたいことを伝えることの感動と大切さを描く。ひとは素直な自分を伝えることに勇気がいる。それは自分がこわれてしまいそうな不安があるから。
最後は、ヴァイオレットのけなげなこころの手紙に動かされた上官のギルバートが自分のこころに素直になってヴァイオレットを追い求めるシーンは感動しました。
日本の「職人」たちの力作に敬服
普段はほとんどアニメ作品を映画館で観たりしないが、京都アニメーション制作という点に何か引っかかるものがあり鑑賞。
今更ながら日本アニメーションはこんなすごいレベルなんだと敬服。
若干ディテール部分で気になる点いくつかあり、その気になる点に最後まで引っぱられてしまった。アニメ外の映画業界のアドバイス(検証)があれば、もっとパーフェクトで海外でも通用する作品になるだろうにと無粋な思いが出てしまう。
舞台はヨーロッパ世界をイメージしているのだろうが、海外の人がこの作品を観たら「日本的」な精神や文化思想が込められた作品、との印象を持たれるのでは。
これからもちょくちょくアニメ作品を観てみようと、良いキッカケをつくってもらったことに感謝。
これ見て泣かずば人ではあるまい。自分史上最高のアニメだったかも。 ...
これ見て泣かずば人ではあるまい。自分史上最高のアニメだったかも。
影ある主人公ヴァイオレットがなんとも魅力的。
に比していろんな面でムカつくぜ少佐(笑)
ええ人すぎるぞ社長、まああんたにゃセクシードールがいるから大丈夫か。
クライマックスシーンの音楽と窪塚ばりのダイブがやや?以外はほぼ完璧。私は病の少年との交流の方がヤバかった。
純愛、非戦の願い、手紙の良さ等、いろんなものが詰まっていました。
事前にやや調べたが、TV版等は全くの未見。これから必ず見ます。
パンフレット購入を決意したが、全てのグッズが売り切れでした。
不屈の京アニに感動。素晴らしい作品でした。
16:35 シアター1 座席F-8 ほぼカップルか女性。ちょい恥ずかしかった(笑)
始まってすぐに涙
TVアニメを観てから鑑賞しました。以前から泣けて仕方がない作品でしたが、まさかの始まってすぐに涙。その後も度々泣かされるシーン尽くしです。映像も綺麗だし、もちろんヴァイオレットちゃんは可愛くて見応えあり!結構年配な観客様もいらして、多くの人に愛されてる作品なんだなと思いました。…が、一点だけ、ファンの方には申し訳ありませんが、以前から「みちしるべ」だけはしっくりこなくて…主題歌や挿入歌はとても合ってたんだけどなー。茅原さんの歌が上手なことや、他の曲は好きなのに、何故かこれだけはどうも…
自動手記人形が活躍した時代と現代を繋ぐ感涙必至の傑作
原作、アニメシリーズは拝見していないが、それでもすすり泣きしてしまうほど心がグッと捕まれる、濃密な140分だった。
自動手記人形のヴァイオレット・エヴァーガーデンが、人の心を代筆しながら繋がりを知り、成長していく。シリーズの延長なので、ある程度の心は持っている。この映画は、そんな彼女の最後のピースである「忘れられない過去」を埋める過程が描かれている。現代にストーリーテラーがいることで、自動手記が活躍している一方で、斜陽する時代を映し出すことも面白い。手紙で繋がれた「ありがとう」の言葉が胸を突き刺し、心を暖める。死と生、心と心、言葉と言葉…結び付いたときに広がる世界に、涙が止まらなかった。
京アニの事件から1年…この作品に携わった方の中には、事件で亡くなった人もいるという。最後の手紙として、勝手ではあるが、美しい世界とストーリーに魅了され、愛すことが何よりの感謝になると信じ、今年ベスト級の映画であることをここで宣言したい。
「泣ける」という言葉では到底収まりきらない深い感動。美しい作品。
最初から最後までゆっくりとした時間が流れ、コミカルな描写は少なく、荘厳な雰囲気と上品な迫力を纏っています。
瑞々しくも美しい作画、美しい音楽、時代背景、街並み、そしてそこにいる人々、それらすべてが足し算ではなく掛け算でこの作品を体現しており、体の芯から思わず溢れ出してきたものがまた戻ってきて心の奥の奥のほうまで打ち震わせるような深い感動を体験しました。
友人からこのアニメ作品を薦められたとき「泣ける」という感想ばかりで上辺の安っぽさを感じていました。
ところが、いざ観てみれば、海はただ青いから美しいのではなく、深くに多くの生命の営みがあり、色があり、音があり、そのすべてが美しいんだ、というようなことを教えてくれた作品でした。
多くの人に観てほしいとは思いますが、TVアニメを全話観てから映画を観ることを強くお勧めします。
ハンカチを手元に置いてご覧ください
ファンの方はもちろん、これまでに観た事がない方にもおススメです♪
予告編にあるとおり、主人公は孤児で、元軍人で、今は代筆業をしているヴァイオレット・エヴァーガーデンという女性です。
子供の頃から兵士として使役していたため、通常人がもつ感情が理解できない女の子が、代筆業という職を通して人々と関わりあうことで、徐々に人の感情を理解できるようになります。
その代筆業で関わる人々のエピソードも感動的で何回も泣けますが、それは本作のサブストーリーに過ぎません。より濃密なストーリーと結末が待ち受けています。
京都アニメーションの繊細な画は、スクリーンで観る価値があります。また音響も素晴らしく、自宅よりも映画館で観て良かったと思いました。
作中には、本作のストーリーに必要なテレビ放送のシーンが含まれていますので、初めて観る方も背景が分からないということにはなりませんので、ご安心ください。
テレビ放送を先に観る方が良い点は、ヴァイオレットがすぐに代筆できるようになった訳ではないという点が理解できることでしょうか。
元軍人の女の子が人の心を汲み取る代筆業になることは容易ではありません。相当な苦労と周りの人々の温かい支えがあってのことであると理解していただければ、映画からでも十分ストーリーに入っていけると思います。
映画が始まる前に、ハンカチを手に持つか出しやすいところに用意することをおススメします。
どの年代の方にも伝わる作品です。
ぜひご覧ください。
見事にリアルな人間模様
ハッキリ言って見たくありませんでした。
見てしまうと物語が終わってしまうからです。
見終わった後も「やっぱり見なきゃ良かった...」です。
キチンと完結してました。
それも凄いんですが、前作の外伝から今回の完結編にかけてのリアルな人間模様が素晴らしかったです。
所謂アニメにおけるお約束や、過剰な表現はほとんど見られず、終始現実的な表現に留まっています。
アニメと言う媒体での表現ですが、コレは登場人物のリアルな人間模様を覗き見ているかの様です。
何か、実在した人物の伝記を読んでいるかの様な不思議な感覚に陥ります。
外伝から完結編にかけて、様々な場面で「なんでこうしないの?」「こうあって欲しい!」と思う場面はいくつもあります。
しかし、現実はそうなりません。
そうしたいけれど、そう出来ない理由がある。
そんな自分だけれども、周りの人の助言や後押しがあり前に進む事が出来る。
出来ない理由は自らを理由なく縛りつけているだけです。
一度、その縛りつけている「何か」が緩んでくれさえすれば、その先には新たな何かが待っていてくれます。
この物語がそう教えてくれます。
もしかすると、若い人や、恵まれた方には響かないかも知れません。
しかし、年月を経て再度見た時にはこの作品の深い部分まで理解できる事でしょう。
一点だけ、劇場版になってからの音楽が少し弱く、印象に残る音楽がありませんが、映像を邪魔しない様に意図的にそうされたのかな?と思いました。
何にせよ、僕の命が後2時間であれば、その時に見たい、温かな気持ちで最期を迎えたいと思える、素晴らしい作品でした。
ヴァイオレット!
昨年の外伝を観る際にアニメシリーズの予習をしたのですが、今年は5話までしか予習できませんでした。色々と事情が合わずに勉強不足です。
さすが京アニ!という感じです。とんでもレベルの作画、背景の美しさ、声優陣の透き通る声たち。どれをとっても三角形が満たされました。
しかし、ギルベルト少佐が生きていて、かつヴァイオレットにその真相を明かさずに暮らしていた事に少し疑問を抱きました。生きていたならばまっすぐにヴァイオレットに会いにきて愛を誓ってほしかったものですが、物語の構成上不可能だったのだと思います。少し惜しかったです。他にもなぜそこまで遠くの声が聞こえるんだ?という小さな事も気になってしまいました。
ただそれらを含めても美しさが勝り、素晴らしい140分でした。エンドロール前のヴァイオレットが闇に向かっていく姿は「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」という作品の終わりを見ているようで寂しくなりました。
京アニの皆様本当にお疲れ様でした。ヴァイオレット・エヴァーガーデン万歳!
これ程までに愛おしさ溢れた作品にはもう出会えないかもしれない
アニメ全話観賞済みです。
アニメを観てなくても感動すると思いますが、観ていた方が何百倍も泣けます。
映画館についてすぐにハンカチを忘れたことに気づき、やらかしたーと思いました。外伝でさえあんなに号泣したのに・・・映画始まってそっこーハンカチ忘れた自分を恨みました。すぐに泣かされたので笑
もう映画が終わるころにはしていたマスクがびちゃびちゃになって気持ち悪かったです笑
アニメを観ていた自分としては、今までのキャラがちょこちょこ登場してくれたのが嬉しかった。これぞ完結作品!と感じた。デイジーの声優が諸星ちゃんだったのもなんかグッときた。アニメを観ていない勢は誰?ってなるかもしれないけど、これをきっかけに全話観賞してほしい。単体でみれはするけど、アニメの1話1話が神回だし、アニメを観てこそ内容が深まる。
直接は素直に言えなくても、手紙なら伝えられることがある。特に日本人はなかなか簡単に愛してるや、改まってありがとう、ごめんねって言えない人が多いと思う。人生の転機時に、特別な時に、大切な誰かのために、自分の思いを手紙で。
手紙のやり取りがほとんどなくなってしまっている現代人はもちろん、10年後、50年後にも繋いでほしい作品。
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