「「気持ちを言葉にする」…大切なこと」劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン Haihaiさんの映画レビュー(感想・評価)
「気持ちを言葉にする」…大切なこと
ライトノベルも、京都アニメーションも、
私の普段の生活には縁遠い。
2024.6.9 WOWOWにて、
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 特別編集版』
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 永遠と自動手記人形』
『劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン』
という順で鑑賞する機会を得た。
作者のバックボーンや、京都アニメーションという会社にとって、どういう位置づけの作品だったのか、これを書いている今も、まだ分かっていない。
ファンに怒られるかも、だが、
一言書き置かずにいられなかった。
特にアニメにおいて、
可憐な少女を兵器として描く世界線があるのは既知だ。
本シリーズの設定では、可憐な少女(ヴァイオレット)は上司である少佐の命令を絶対とし、共に戦い続ける。
少女は戦場で両手をなくし、戦後は手紙の代筆を仕事にしており、少佐の行方はわからない。
かなりの変化球と言える。
◆少女に愛情を抱き障がいを残した事実に苦しむ少佐、
◆徐々に感情を理解し少佐を慕い続けるヴァイオレット、
◆代筆の依頼人との心の交流
誰にでも敬語で接するヴァイオレットと、
綾波レイが重なって見えた。
だが、ヴァイオレットは綾波の何倍も人間らしく(当たり前か)、そして感情の受容もダイレクトで早い。
本シリーズは、
「気持ちを言葉にして伝える」
という、ちゃんとしたテーマを持っている。
素晴らしい。
元軍人が、手紙の代筆を生業とするというのも発想が素敵だ。
京都アニメーションの高瀬亜貴子という方が、キャラクターデザインを担当したとのこと。
良い仕事をしましたね。☆4.5
おはようございます!共感&コメントをありがとうございました!
私も同じ作品を観た気がします。
物語の設定や、魅力あるキャラデ、繊細な心の機微…。日本のアニメって、本当にすごいなって、思った作品でした。
Haihaiさんのレビューも素敵ですね。
レビューやコメントを拝読できて、憂鬱な早起きが「よし、やるか〜」に変換できました😊
本当に、最近の子供達は大人びてますよね!