「ただの恋愛映画ではなーい!」劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン リスナーさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0ただの恋愛映画ではなーい!

2020年12月7日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

アニメーションから原作、そして映画

放火、コロナ、何度も延期を乗り越えラストを飾る

結論、6回見にいった

特典も集めたいという思いもあったが単純に映画の魅力に引かれていた
何度も同じ映画を見たのはこの映画が初めてだった。
特典の小説がまた涙を誘う。
映画で散々、感動したのに感情移入がとまらない。

戦争で両腕を失い、思い人から言われた愛してると言う言葉を胸に多くの人の思いを手紙で記す。

冒頭から泣かせ
中盤で泣き
終盤で号泣

泣いてばっかりだな、と思いつつ
この恋愛映画では確実に欠けている行為がある。
そこが普通の恋愛物語と一線を画している点であり
安くなくとても尊い作品なのだ

美男美女の恋愛映画といえば簡単に終わるが
そこだけではない、原作、アニメーション、映画と
ヴァイオレッドが成長し、感じてきたことを思うと
軽視することはできないだろう。

劇場版もアニメーションも小説も楽しめて
生きる指針にもなるよい作品でした。

高い評価されて当然の作品だと思います。

リスナー