「涙腺が・・・」劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン オクやんさんの映画レビュー(感想・評価)
涙腺が・・・
なにを隠そう、私はライトなアニヲタである。きっかけは京アニ作品「けいおん!」を見てからであるから、それ程、アニヲタ歴は長くはない。とは言えない。何故なら「けいおん!」が放送されてから既に11年が経過しているからである。アニヲタと言えども、鬼滅の刃とか、今、流行りのなろう系及び勇者系には全く興味が無い。興味があるのは京アニ作品及び日常系と呼ばれる作品である。
もちろん「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」も再放送を含めてTVシリーズはチェック済みである。外伝も観に映画館へ足を運んだ。それだけに去年の事件は大いに心を痛めた。未だにその痛みは消滅していない。
で、作品であるが、TVシリーズの集大成というべき内容としては、期待を超越する程、素晴らしい出来栄えであった。これもひとえにTVシリーズ及びアニメの世界では知る人ぞ知る吉田玲子による脚本の出来の秀逸さによるところが大きいと思う。私自身、涙腺が緩むシーンが何度ともなくあった。女性だったら間違いなく泣いていたであろう。
それ程、この映画としての出来栄えは今まで見て来た数少ないアニメ映画の中で断トツの作品である。(「君の名は」も同様であるが)尚、この映画を観るにあたってはTVシリーズ全作を見る事、必須である。
残念なのはパンフレットが売り切れていた事であった。
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