「「心が擦れたな」と思った時に観ようと思います。」劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン q2q2san4さんの映画レビュー(感想・評価)
「心が擦れたな」と思った時に観ようと思います。
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上映開始10分ほどで鼻をすする音がちらほらと聞こえてきました。
このアニメーションを観ていていつも思ってしまうのが、コマ割りと構図素晴らしさと物語の構成のうまさです。
どんな絵コンテ描いていて、どういう指示をだしているのかと思ってしまいます。
それらを可能にするのは美しい画と細やかな動きなどのアニメーション力があってこそなんだろうと思います。
脚本、アクターの力量は「言わずもがな」です。
色んなバイオレットの表情が見れ、色んな「バイオレットちゃん」が聞けたのが嬉しかった。
「もう一つ展開があったら」、「最後のバイオレットの感情表現の動きはどうなんだろう」とも思いましたが、バイオレットの気持ちを描く映画としては余計な事はせずに、すんなりといった方が良かったんだとエンドロールを見てる時に思いました。
感情表現の事は石立監督が舞台挨拶でも言われていて私も間違っていたんだ、と思いました。
エンドロールは見てて「あっ」っと声を上げそうになりました。
この映画からバイオレットに入った人は、それはそれで「いいな~」と思います。
これ観て、面白かったならテレビ版等の過去作を見て色々と伏線回収していくのも楽しいと思うので。
基本、「名作の玉手箱や~」的な物語ばかりなのでラストを知っていても十分に楽しめると思いますし。
今回は舞台挨拶の中継付を見たのですが、今まではそういうのには余り興味がなかったのですが、色々聞けて面白かったし、特に浪川さんがとっても良かったです。
「やっぱり、すごいよ!!京アニさん👍」です。
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