「ストーリーに無理がある」ボーダーライン ソルジャーズ・デイ やぶとらさんの映画レビュー(感想・評価)
ストーリーに無理がある
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全編で迫力があり、ドキュメンタリーを観ているのかと錯覚するほどに素晴らしい映像だ。 しかし、ストーリーが少々陳腐だ。 誘拐したカルテルの娘と工作員を殺す指令を出すのは非常手段でまあわかる。 が、その結末が麻薬カルテルのチンピラを皆殺し、カルテルの娘だけは裁判の証人でもないのに証人保護プログラムっていうのはどう考えてもおかしい。 もう一つはカルテルのチンピラたちに顔を撃たれて気絶して辛くも助かったアレハンドロが、少なくとも数キロは離れているチンピラ達を抹殺した現場まで、片足を引きずりヨチヨチ歩きであるのに、あっという間に到着ってどうなっている? 前作(ボーダーライン)に比べるとかなり落ちる脚本と言わざるを得ない。
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