「鑑賞記録」ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド ハッピー・ホーガンさんの映画レビュー(感想・評価)
鑑賞記録
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ベテラン俳優のリック・ダルトンと新人女優のシャロン・テート、この2人を対比させることで、夢を実現させることの尊さと夢にしがみ続けることの辛さが胸に迫ります。
自分にとっての本作のハイライトは物語の中盤。NG連発の後、ひとしきり自分の不甲斐なさを恥じた後、自分にハッパをかけ、渾身の芝居を披露するシーン。カットがかかった瞬間に頬を伝う一筋の涙、そして噛みしめるようにつぶやく「俺がリックダルトン様だ…」たまらないですよね。その後の子役女子とのやりとりも良かったな。
物語はとーってもゆったり進むのですが、クライマックスはまさに怒涛の展開!タランティーノ節炸裂のアクション&バイオレンスですが、
「男も女も関係ない!かけがえのない命を、夢を、暴力で奪う奴らは許さねぇ!」
っていうメッセージがビンビンに伝わりました。
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