「門脇麦」さよならくちびる shioshioさんの映画レビュー(感想・評価)
門脇麦
青春物のライトなロードムービーだろうと軽い気持ちで見に行きましたが、話が進むにつれてどんどん引き込まれ、とても見ごたえのある良い作品でした。
主演の方々の台詞が少なく、少ない分を表情や仕草で補填する演技も好感が持てました。特に門脇麦さんの、ほとんど笑顔を見せない膨れっ面というか無表情ぶりはコケティッシュで天性の物ですね。
煙草吸い過ぎ、というコメントが幾つかありましたが、口数の少ない二人が、本当はもっと言いたいことがあるのに、口を閉ざすために煙草を咥えてしまう。
主題歌の歌詞「あふれそうな言葉を 慌てて たばこに火をつけ塞いだ」に繋がる演出として、これはこれでありかな、と感じました。
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