Baoのレビュー・感想・評価
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すっきり短くほろ苦く
根本的に、キャラクターがみな可愛くない。アニメらしく、もっところころとした動きで表現できっと思うのだが、料理の見た目がとてもおいしそうでリアルなだけに、その一つである、中華饅頭に命がやどり、まるで赤ん坊のように嬉々として世話をする母親の姿は、ギリギリのところでちょっと不気味に見える。
その饅頭がいつの間にか反抗期を迎え、自慢の料理の腕を振るっても、一口も食べてくれない惨めさは、見ていてつらい。まるで、自分が母親につらく当たってしまったような気まずさだ。そこから不思議な展開になるのだが、現実の息子が登場し、親孝行をしてくれて一安心みたいな。
反抗期で、恋人と一緒に出ていってしまったあの饅頭はどこにいってしまったというのか。自分の生んだかわいい子供が、まるで饅頭のように丸々として可愛かったというような例えばなしなのか。
ファンタジーなのに、妙に現実じみていて、教訓めいたお話は地味で、惹きつけられない。今からディズニーピクサーのメインイベンターが登場するというのに、前座が雰囲気をぶち壊してどうする。
2018.8.6
内容が理解しにくい
内容が理解しにくいものなので、解釈を書いておきます
お母さんが、肉まんを作って見たことで肉まんそっくりの息子を思い出す
そこで、息子との思い出を追憶する。
ただし、思い出の中の息子は肉まんとして描かれているため分かりにくい
そして、可愛かった息子がグレて家を出て行ったことを思いお母さんは泣いてしまう
ここで、肉まんを食べる
一見すると可愛かっ成長する肉まんを食べた(≒殺した?)ことで泣いたかのように勘違いしてしまう
しかし、その後に息子との写真が映し出されており、その写真の中の息子が肉まんそっくりであること。家に帰ってきた息子の彼女が肉まんの彼女と同じであることなどからミスリードが解けていく…
はずだったんでしょうが、ミスリードの量に対して真実を示す部分が少なすぎたのと、演出上、ファンタジーぽく、母親の息子に関する思い出と肉まんがごっちゃになっているために理解しにくくなってるんだと思います
ディズニー映画の短編なのでもうちょっと分かりやすい解説があったほうが良いと思いましたね。
訳のわからなさがいいのか?
包子とあの子の関係がよくわからないので感動していいのか困惑してしまい、イマイチでした。ショートなのだからその辺曖昧でいいものですかね?
あれは包子を作った時に息子の事を思い出して、そこから息子との思い出を重ね合わせて夢想して、家を出て行く時に思わず現実に戻り食べてしまったという事ですかね?
ほろっと心温まる
インクレディブルファミリーと同時上映のショートムービー。
言葉がなくても、表情やストーリーにどんどん心が奪われて。
短い中にも温かなメッセージのつまった心がぎゅっとつかまれる物語でした。
母や祖母に会いたくなり、、
ありがとうと伝えたくなりました。
とても好きなショートムービーでした。
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