劇場公開日 2018年11月23日

「レアなライヴ映像、意外なほど強い歌声の説得力」souvenir the movie Mariya Takeuchi Theater Live しろくまさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5レアなライヴ映像、意外なほど強い歌声の説得力

2018年12月5日
iPhoneアプリから投稿

竹内まりやはライヴを一度観てみたいアーティストの1人だ。
ところが彼女、滅多にライヴをしない。
何しろ結婚後は2000年、2010年、2014年しかしていない。本作は、2000年のツアーはライヴアルバム「Souvenir」が出ているが、これをベースにしつつ3回のツアー映像を編集したものである。

しかし、この映画、2800円もする。
迷いながらも、そこはダンナは山下達郎。音はばっちり作り込んでいるのだろうと思い、鑑賞。
正解だった。

まず、竹内まりや、想像していた以上に歌が“強い”。
彼女の楽曲は、単なる恋愛ソングよりも人生の応援歌のようなものが多い。そうした歌を聴き手に“伝える”説得力が思いのほか強く、すっかり圧倒された。
そうした流れを汲む曲としては「人生の扉」「カムフラージュ」などがすごく良かった。
ほか、「リンダ」のアカペラ、山下達郎がコーラスで入る「プラスティック・ラヴ」は秀逸。

さすがに2000年のものは画質がよくないが、音は、どの年のものもバッチリ。
本作のために撮ったと思われるステージ以外の映像も意外と多い。特に山下達郎が語る「“アーティスト”竹内まりや論」と、竹内まりやの語る山下達郎との関係が面白い。本当にすごい夫婦だ、これは、と、つくづく感じる。
彼女の音楽が好きな人なら観て損はないです。

しろくま