「デート」駅までの道をおしえて Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
デート
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愛犬ルーを亡くしたことを受け入れられない小学生の女の子が、40年前に息子を亡くして吹っ切れない爺さん出会い交流して行く話。
ルーと二人の秘密の場所にして思い出の場所で出会った犬に導かれて知り合った喫茶店主のフセさんと思い出を語りあう様になって行くストーリー。
ストーリーそのものは単純明快、一本道の判り易いものだけど、ルーとの思い出や夢のシーンがかなり多く、ちょっと判り難くなりそうなところはモノローグが先導してくれる優しいつくり。かといってモノローグの出番は少なく邪魔はしていない。
樹木じゃないけど子供にしか見えない某森の生き物に出会いそうなトンネルから始まり、降りる駅を間違えると大変なことになる某一方通行の電車みたいなものまで登場して、かなりファンタジーになるけれど、しっかりうるっとさせてもらった。
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