ホテル・アルテミス 犯罪者専門闇病院のレビュー・感想・評価
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闇の犯罪者病院
Huluで配信され、ジョディ・フォスターやスターリング・K・ブラウン、ジェフ・ゴールドブラム等の錚々たるメンバーが、顔を揃えた、クライム・サスペンスということで鑑賞。
しかし、正直、あま内容の無い作品。水を求めて街中で暴動が起きたロスアンゼルスが舞台。しかし、ストーリーには、あまり暴動は関係ないし、ホテルの設定理由がよくわからない。
最新鋭の医療機器を揃え、犯罪者のみを治療する闇の病院ホテル・アルテミス。様々な犯罪者が、その医師を縋り訪れ、そこの医師がジョディ・フォスター。
こんなところで犯罪者相手に治療するのは、何かワケありということ。途中、フラッシュバックする過去の記憶がトラウマが、その謎に迫るのだが…。
何となく、狭い範囲でのシチュエーションで、ストーリーとしての盛り上がりや起承転結がハッキリしないまま、始まり、終わった感じのする内容だった。
それにしても、あのタクシードライバーで12歳の妖艶な娼婦役を演じたジョディー・フォスターの老婆ぶりには、眼を背けたくなった。
支離滅裂すぎです
犯罪者専門の闇医者。
内容がボロボロで、ちょっと酷い。。
これ、真面目に作ったと思えない。。
銀行強盗が、顔を隠すためのマスクをわざわざ
外して会話するところから、ヤバいかも。。。
と思ったけど、その後も怒濤のように???
のオンパレードで、もう支離滅裂過ぎて、
呆然と見るしかないです。
むしろアクションがいらなかったかも・・・
暴動が巻き起こる近未来のロス。犯罪者専門の病院で巻き起こるトラブルを描く物語。
少し風変りですが、味わいのある映画だと思います。
中盤迄はまったく面白みを感じませんでした。ジョディ・フォスター演じる初老の医院長を中心とした群像劇。ただ、「取り留めがなく」、「まとまりもなく」、何を見せられているのか分かり難い展開です。
ただ、ラストシーンは個人的にく好みで、映画全体の味わいを高めたように思います。
自ら閉じこもっていた殻から抜け出す主人公。しかし、外の世界は決して楽園でもなければ、輝かしい未来でもなく・・・それでも、外に出るための彼女の一歩は重たく、感動的とすら思えました。
このラストシーンを観ると、面白みを感じなかった中盤迄も、何となく味わい深いもののような気がしてきました。この映画はそんな映画です。
それにしても、久しぶりにジョディ・フォスターを観ましたが、年を取りましたね。役作りの関係もあるのでしょうが、想像以上の老け方に少しだけショックでした。
デジタルとアナログ
アメリカなら本当にこんな闇の病院ありそう。
近未来のストーリーの中のデジタル的な治療法に対して、
アナログなカセットテープ、レコードで聴く音楽、
アナログな殺人方法、
人はやっぱりアナログなんだなと思う。
いつもの水曜日よ
2028年、LA。過去最大の暴動が発生する中、銀行強盗をやった際に重傷を負った兄弟を受け入れたホテル・アルテミス。実は会員制の闇病院であるこのホテルは、医師免許を剥奪されナースとして仕切っているミセス・トーマスが近未来医療機器で軽やかに治療をこなしていたのだ。
暴動で外出禁止令まで出されたLA。銀行強盗のワイキキとホノルル兄弟はホノルルが重傷で呼吸困難になるのだが、怪しい大富豪のアカプルコ、フランス人暗殺者のニース、闇病院のオーナーであるウルフキング、撃たれた女性警官などがやってきて、てんやわんやの大騒動となってしまったのだ。
闇病院を仕切っているナースのジョディ・フォスターと医療従事者エベレストを演ずるデイブ・バウティスタが中心となっていて、近未来SFでありながらどこか可笑しいキャラだった。大物アカプルコのジェフ・ゴールドブラムも鎮静剤を打たれてしどろもどろとなるのですが、みんなどこか変人・・・
“ホテル”と名の付く映画はほぼ群像劇となるのが普通ですが、あまりにも個々の描き方に深みが足りないのです。また、犯罪者専用のホテル(実は闇病院)という設定も、ルールの中には患者同士で殺し合ってはならないなんてところは『ジョン・ウィック』シリーズのコンチネンタル・ホテルを真似たように思えるし、あまり新しくない。さらに、外では水を求めて最大の暴動が起こってる映像もお粗末で、しかもビルにミサイルが撃ち込まれているとか、本当に水危機なのかも怪しかった・・・どんな世界観なんや・・・
樹木希林にしか見えないジョディ・フォスター
2028年のLA、国土は荒廃し人々は水を求めて暴動を起こしていた。そんなカオスの中で銀行を襲撃した男達は警官隊との銃撃戦で負傷、手当を受けるためにホテル・アルテミスに向かった。そこは一癖も二癖もある人達が出入りする物騒なホテルで、闇医者の"ナース"がワケありの人々を治療する診療所を兼ねていた。男達が転がり込んだことからホテルにはさらに様々な人達がやってくることになり・・・。
まずワラワラとやってくる闇の世界に生きる人達の群像劇に全く深みがなくて登場人物の誰にも感情移入出来ない。近未来を舞台にしたハードボイルドにしたかったのでしょうが、それにしてはドラマが雑で痺れるようなセリフもノワールな気怠さもない。レイティングが高めなのにバイオレンスが際立っているわけでもない。散りばめられた伏線にも大した意味がなく脚本のテキトーさに頭痛がしました。リケジョのツンデレエイリアン、義足の殺し屋、呪われた砂漠の王女といったキワモノばかり演じているソフィア・ブテラが殺気立ったアクションを披露していることだけが救い。完全に樹木希林化したジョディ・フォスターの自然なおばあちゃんぶりにはびっくりします。エンドクレジットの最後にあるオマケもつまらないです。
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