「愛がなんだってんだ」愛がなんだ ABCDさんの映画レビュー(感想・評価)
愛がなんだってんだ
役者陣の超好演。
カット少なめの長回しで、その演技がより際立つ。
終盤、それぞれの想いや行く末が語られるシーンは凄かった。ナカハラは自ら諦め、葉子は自分の寂しさに気づく。マモルはスミレに対する想いを明確にしテルコと距離をとろうとする(これはスミレが語っていたように、彼が自分勝手な人物であることを示す)。
テルコが1番複雑で、マモルに対する愛は絶対に残っているはずなのに自分は好きではないと主張する(その根拠にマモルとまだ会えるようにしている)。
しかし、テルコはもうマモルに対してアプローチはしないと思う。そこに愛があったとしても、もう関係がない。そういう意味で愛がなんだ、ということ。?
コメントする