「共感出来るかは恋愛観次第。等身大の愛情物語。」愛がなんだ 映画コーディネーター・門倉カドさんの映画レビュー(感想・評価)
共感出来るかは恋愛観次第。等身大の愛情物語。
【賛否両論チェック】
賛:恋愛の機微を等身大で描いており、ヒロインと恋愛観が近い人が観れば、共感出来ること必至。
否:悪く言うと、ただただ他人の恋愛を見せられているだけで、非常に退屈してしまいそう。終わり方も好みが分かれるか。
一言でいうなら、「良くも悪くもダメンズウォーカーのお話」です(笑)。恋愛という答えも正解もないものを等身大で描いているので、恋愛観が似ている人が観れば、
「そうだよねぇ!その気持ち分かる!!」
と、かなり共感出来る部分がありそうです。
ただ、逆に共感出来ない人が観ると、言ってしまえばダメンズにハマり続けるヒロインの姿を延々と観せられるだけなので、そう感じてしまうと非常に退屈してしまうのもまた事実です。それでも、
「何が愛だ。愛がなんだってんだ!!」
というテルコの言葉は、なんだかすごくカッコよかったです。
内容や展開に共感出来るかどうかは、ひとえに観る人の恋愛に対する考え方や価値観による部分が大きいと思いますが、話題の作品でもありますので、気になった方はチェックしてみて下さい。
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