劇場公開日 2019年4月19日

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「全ての理由は後付けである。」愛がなんだ bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5全ての理由は後付けである。

2019年4月29日
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鑑賞方法:映画館

丁寧に撮ったら二時間越えてたか?岸井ゆきのの可愛さが◯で、なんとか最後まで付いて行けた、はずが。タナカマモルに成りたい、と言う心理が理解出来ず、ラストシーンで置いてけぼり。
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追記
未だに「タナカマモルに成りたい」って何なんだろう。と、少しだけ考えてみたけど。「それが愛であること、もしくは愛であったものの残骸である事を認めたくない悪あがき」。くらいしか思いつかない。違う生き方、見つけなよ、って発展的に終わって欲しかったかなぁ。

繰り返して言うと、岸井ゆきのは良かった。
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4月30日 追記と修正

K.Kさんに「田中守になりたい」の解釈を示唆して頂き修正入れて考え直して。

ちょっと待て田中。お前、何でそっち?
いや待て、テルコ。君は何でその様な駄目男を「愛」した?

愛は、あらゆるモノに変化する。あらゆるものは愛に変化し得る。愛がそれを可能にし、愛ゆえに不可能になるものもある。

テルコの孤独感は田中守への愛に変わり、愛は執着心に変わり。「ウソつき」を可能にし、生き方を変えることを不可能にした。

「愛が何だ」は、所詮強がりのコトバにしか聞こえない。それ乗り越えて行けば、別の愛に変わるのに。と、テルコに言ってあげたくなりました。てな事を鑑賞翌日に思う。

「丸く収まり過ぎ」な画と、ミキシング後にイコライザー掛けまくった感のある「過剰処理」した音楽が苦手。役者さんは総じて良かったです。

bloodtrail
K.Kさんのコメント
2019年4月30日

わあ!返信やコメントまでありがとうございます。
そうですね、一体化…一体化が近いのかなぁ、と思います。

一体化してしまえば離れることはない、けれどそれが無理なら姉や従妹や”血縁関係”として離れることの無い存在になりたい…執着ですよねぇ。

私なりの解釈ですみません、少しでも納得がいったのならば幸いです。

K.K
bloodtrailさんのコメント
2019年4月29日

K.Kさんへ
田中守と一体化してしまいたい、って事ですか?アタマ固いので
物理的に一つしかないタナカマモルに成りたいって、どうゆう事?で引っかかってしまいました。納得です!ありがとう御座いました!

bloodtrail
K.Kさんのコメント
2019年4月29日

「田中守になれたら、もう離れることはない」という執着の極限だと考えています。
田中守になってしまえたら、生きるも死ぬも同じであり、一生離れることはない。
それ故に、血縁関係でも良い。
離れる、離れないの問題すらなくなるから。

だからこそ、テルコは「田中守になりたい」と考えるのでしょう。

K.K