「ヘレディタリー/継承」ヘレディタリー 継承 しょうちゃんさんの映画レビュー(感想・評価)
ヘレディタリー/継承
2018年100本目の劇場鑑賞。
グラハム家を支配してきた祖母の他界をきっかけに、
忌まわしき“何か”を受け継いでしまった家族を待ち受ける戦慄の運命を、
緻密な脚本と俳優陣の迫真の演技で描き出していく。
タイトルのヘレディタリーは「遺伝的な」「先祖代々」「親譲りの」などの意味があるそうです。
冒頭からミニチュアの部屋のトリックで、
本作の世界観へと引きずり込んでいく。
アニー演じるトニ・コレットや、
チャーリー演じるミリー・シャピロの怪演は必見で、
トニ・コレットの異形の表情が怖すぎ。
ミリー・シャピロも負けておらずホラー顔を披露している。
ホラー映画にはありがちは、
不意打ちで脅かす演出をなるべく排除して、
不協和音を効果的に使いじっくりと恐怖を演出している。
落ち着いたカメラワークも好み。
とにかくホラー好きには観てもらいたい。
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