「高田さんのキープに見惚れた…」英国ロイヤル・オペラ・ハウス シネマシーズン 2018/19 ロイヤル・バレエ「ドン・キホーテ」 だいずさんの映画レビュー(感想・評価)
高田さんのキープに見惚れた…
映画.comに表示されているキャストは間違っています。
バジルはマックレーではなく、アレクサンダーキャンベルです。
バジルが死んだふりからのー結婚許されて生き返る!のシーン、実にチャーミングで笑いました。
ロイヤルのドンキは初めてです。13年頃にパリオペのシネマビューイングでドンキを見たんですが、えっと、間だいぶ寝たので…みたいな感じであんまり覚えてません。
なので始めてちゃんと全部見たと言っても過言ではないかもです。
今回は、寝ませんでした!
高田茜さんは、主役してはる作品初めて見たんです。
大人しくて奥ゆかしくて華奢なイメージがあったので、強気勝気なキトリをどう演じるだろうかと、若干物足りないかもなーと思いつつ見たのですが。
ごめんなさい、全然物足りなくなかった!体の線から強気!勝気!ってゆうキャラが伝わってきたし、演技もすごくキトリ!って感じで、すっごい良かったです。
ジュテは高いし、フェッテはダブル混ぜどころかトリプルを2回くらい入れてましたよね…ピケターン?シェネ?も速って思いましたし。
何よりですね、ポアントキープ長くないですか?
三幕の結婚式のパトゥドゥのアダージオになるんかな?バリエーションの前に男女二人でゆったりめの音楽で踊るところでね、
アチチュード?の姿勢とかで男性が手を離して女性がポアント片足でキープするところ何回かありましたやん?
めっっっちゃ長くなかった?2秒はあったような。
他の人と比べたわけではないので、主観なのですが、テクニックすげーと思いました。
高田さんのテクニックがすごいと感じる反面、キャンベルさん、チャーミングで素敵なんだけど、コーダでもバリエーションでも、もっと回転してよーとか、テクニック面で若干物足りなくおもいました。ごめん。
ロイヤルだからなのか、脇役の演技もよくって、舞台装置も豪華だし、演劇的でほんと見応えあった。
ドンキホーテにサンチョパンサにキトリの父、そしてガマーシュも面白かったです。
ガマーシュ、ひざまづく時にハンカチーフをひくの、笑ったわー。