「【「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」が、酸いも甘いも知る、素敵な4人の女性に気付かせた事。人を愛する気持ちを持つ事の大切さを、コメディ要素を絡めて描いた作品。】」また、あなたとブッククラブで NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)
【「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」が、酸いも甘いも知る、素敵な4人の女性に気付かせた事。人を愛する気持ちを持つ事の大切さを、コメディ要素を絡めて描いた作品。】
■今作品の魅力
・4人の女性のキャラクターがきちんと立っている点。
そして、名女優4人が、きっちりとその役をコミカルに演じている点。
・彼女たちのお相手になる男性達も、魅力的である事。
【キチンと生きてきた”大人の男女の恋物語”なのである!】
1 ダイアン(ダイアン・キートン) 夫を亡くし独り暮らし。が、大切な3人の女友達がいる。二人の娘もいる。自立して生きたい思いを、持っている。飛行機嫌い。
- その飛行機内の臨席に座っていた、素敵な男性ミッチェル(アンディ・ガルシア)と出会う。ミッチェルは実は機長でお金持ちであり、ダイアンにデートを”粋な方法で”申し込む。アンディ・ガルシア、格好良すぎである・・。少し悔しい・・。-
2 ビビアン(ジェーン・フォンダ) 独身を貫くホテルの女社長。男遍歴が、凄そう。
- 自ら経営するホテルのロビーで40年前に別れたアーサー(ドン・ジョンソン)と再会し、徐々に惹かれていく。”最近良く眠れないの・・”などと言っていたのに、アーサーに腕をさわさわと触って貰ってぐっすりと・・。-
3 シャロン(キャンディス・バーゲン) 連邦裁判官 。自分を律して生きている。
-愛猫の名は”ギンズバーグ”・・。良いのかな?
そして、彼女も「フィフティ・・」の影響を受け、出会い系サイトに登録!で、出会ったジョージと良い仲に・・。この辺り、微妙にオカシイ。-
4 キャロル(メアリー・スティーンバージェン) 仕事を引退した夫のブルースは元気がない。ダンス教室に誘うが・・。
- で、バイアグラを飲ませてしまい、ブルース君の"息子"は大変な事に!
婦人警官に交通違反で捕まるは‥(あの状態では運転しにくいよね・・。で、ブルース君の股間を見た婦人警官はニヤッと笑って、キャロルに”合図”を送りながら見逃してくれる・・。)
あの"息子"をぶつけるシーンはさぞや、痛かろう・・。脳内爆笑である。
会場からも、笑いが・・。女性にはあの痛さは、分からないよね。-
・愛と性に目覚めた女性4人の奮闘振りがクスクス可笑しい。
彼女達に惹かれる男達との関係の描き方も絶妙に可笑しいし、4人の女性がなんだかんだ言いながら、ドンドン元気になって行く姿も、良い。
<ラスト、娘達に、自らの想いを伝えるダイアンの姿が素晴らしいし、アンディ・ガルシア扮するミッチェルの家に一緒に入る時に高らかに流れる”ロキシー・ミュージック”の「More Than This」(実に美しい、名曲である。”これ以上、もっと・・”)が、バッチリ合っていた作品。
”人生って、素晴らしい!”と思わせてくれた作品。良かったなあ・・。〉
NOBUさんへ
見て来ました。聞いて来ました、More than this。一番良いところで流れるんですね。問題は、その他の曲が、ひとつも分からなかった事ですw