「清々しい気持ちになれる」まく子 たいさんの映画レビュー(感想・評価)
清々しい気持ちになれる
ファンタジー要素もあり、小学校高学年の思春期に差し掛かった頃の
「大人になるって何だろう」という葛藤がとても良く表現されていた。
主演の山崎光くんが、子供のようでいて一歩大人に近づこうとしている
絶妙な演技で素晴らしかった。
ヒロインの新音さんも、美しいだけでなく独特な雰囲気を醸し出し
作品のいいアクセントになっていた。
ストーリーの展開は一見突拍子も無い感じだけど、出演者の雰囲気や
演出でとても良くまとまっていたと思う。
草なぎ剛さんのダメ親父っぷりは役者として新たな一面を見せてくれた気がした。
普段と全く違う雰囲気なのがまた魅力的。
親子2人だけのシーンは映画のみどころの一つ。
出演者だけでなく、四万十川の温泉周辺の景色がどれも
綺麗で一度訪れてみたくなった。
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