劇場公開日 2019年2月1日

  • 予告編を見る

「野村萬斎は、何をやっても野村萬斎になるから、池井戸作品に合うんじゃないか説」七つの会議 ソビエト蓮舫さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5野村萬斎は、何をやっても野村萬斎になるから、池井戸作品に合うんじゃないか説

2025年3月9日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

池井戸作品は、背広を着た勧善懲悪モノなので、
歌舞伎役者や狂言師らの、古典芸能役者と、とても相性が良い。
年代が異なるだけで、物語の構造は、思ってる以上に差がないから。
地のキャラが癖強な役者とも合う。それがモロに再確認できる作品。

安定して面白いが、逆に言えば意外性に乏しい。
野村萬斎は、何をやっても野村萬斎しか演じられないが、こういう作品だから合う。
そのうちキムタクも、池井戸作品をやりそうだなと思った。

原作がいいから、映画もそれに則っていけば面白くなる。
娯楽作品としては良かった。

ソビエト蓮舫